悲憤の零度、アクチュアリティ

西園寺リルケゴール 作

悲憤の零度、アクチュアリティ

   






話しかける感情がいない 未明  

ディスプレイ 点滅しない   孤立  殲滅

絶縁した体温  冷えていく ポリエステル

安物の結末のフルニトラゼパム 2.5錠×14日処方。




物質的なセロトニン戦闘の世紀最後を生き延びる物質的生存者

世界内末路の限界  そのすべて。



在りもしない 罪を

みずから 捏造して

贖罪の時が いつの日かと

カッターナイフの上

ずっと

待ちわびながら

劇的なものが

時折

必要になる

そんな

ヒロインとか

人生を

不幸せなんだと 思いながら

向かい合う粘液を 

このように 継続して

いまも

先端で、囚われる。



    奔逸するために



         亡失するために。




  

悲憤の零度、アクチュアリティ

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

悲憤の零度、アクチュアリティ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-07-14

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