展望

嗄鳥鳴夏 作

一瞬の話を引きずっているのは
君がそれを未練にしているから
記憶しなければ生きていけないけど
時には忘れて行かなければいけない

若い頃は何かと苦しみながら
自由を求めたが大人になっても変わらなそうだ
それは君が君のままでいるから
自由になるには自分が変わらなければいけない
たった今僕は揺られながら
故郷を抜け出すことを電車の中で考えていた
それは現実に不安があったから
計画しなければ行くことは出来ないけど
時には衝動的に生かなければいけないから

同い年が非行に走ったり社長になったり
して行く中で何になろうかと思うんだ
どうせなら生きていることが分かるもの
死んで行く中で振り返られるものが良いんだ
行く年に追われて走ったりノイローゼになったり
して行く中で何をしたいかと思うんだ
どうせならこの世界に残せるもの
生きて行く中で誰かに伝えられるものが良いんだ

それは

展望

展望

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-07-11

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted