多久さんの事件簿【兄妹の悲劇】37

Shino Nishikawa 作

多久さんの事件簿【兄妹の悲劇】37

リアとチトセは、姉妹なのかもしれない。

多久さんの事件簿【兄妹の悲劇】37
卓球がとても強かったリアは、呪いを過去にしていた。
それは、気まずかったが、親愛なる男性イサクを殺してもらい、その生首にピンポン玉を当てるという物だ。
とても大変な惨劇だった。
それをはっきりと目撃したのは、解体業者の男1人だけだ。
リアがオリンピックに出た後、男は、リアにあの時の事を話した。
すると、リアは赤い顔で、「もう関係ないから。」と言った。
その後、男は、信頼している神社に行き、おキツネ様に全てを話した。
そして、おキツネ様に縄をかけ、首を吊った。
しかし、60分ほど、死ねなかった。
「お願いですから、殺してください。どうか、どうか‥。」
男には、可愛い孫がいたのだ。

しばらくすると、目の前に男が立っていた。
それは、自分自身の姿で、男は目を見開いた。
男は、自分自身の亡霊に刺殺された。

リアは恐れをなして、美容整形を決めた。
でも、嫉妬に震えた女達からひどい目に遭い、整形は失敗に終わり、外に出られない顔になってしまった。

偽リアに、1人の娘が選ばれた。チトセだ。
チトセは、リアに憧れて、卓球を始めていた。
チトセは可愛かったので、卓球でなくても、女優かモデルが出来たかもしれない。
チトセは、リアほどではないが、似たような呪いを経験していた。
ヤクザに頼んで、たった一人の兄貴を殺してもらってあったのだ。

チトセは、幼い頃、妹を窒息死させてしまっていた。
それを守ってくれたのが、兄だった。

あまりにも仲の良い兄妹だったので、どちらかを引き取るという話もあったが、両親が断ってしまった。考えなしだったかもしれない。
チトセと兄は、恋仲になった。

チトセと兄は、両親の前で全裸で抱き合ったりして、仰天させた。
そして、激怒させた。

オナニーの見せ合いもした。
全裸でゲームもした。

でも、チトセはだんだんとその事が恥ずかしくなった。
兄にとっても、気まずい事だったかもしれない。

でも、兄は、チトセに惚れていた。

でも、チトセはどうすればいいか分からなかった。
その頃から、チトセとリアは似ていた。
もしかしたら、本当の姉妹なのかもしれない。

チトセは、知り合いになったヤクザに頼み、兄を殺してもらった。

兄は、両腕を縛られ、殴られ死んだ。
兄は、「どうして‥?」と聞いた。
「チトセに頼まれたんだよ。」ヤクザは、兄の腹を殴った。

チトセは、口元が赤くはれた兄の死に顔を見て、辛くなった。
最後に、自分の名前を呼んだことが分かった。

愛していたと思い、口に出して言い、泣いた。

「愛してたよ、お兄ちゃんのこと‥。」
チトセは、母に支えられた。

だから、チトセも、リア並みに強くなった。
もしかしたら、本当に、リアの妹かもしれない。


多久と大ちゃんとマロは、神社で手を合わせて、姉妹のために死んだ男のために、祈った。

多久さんの事件簿【兄妹の悲劇】37

多久さんの事件簿【兄妹の悲劇】37

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • ミステリー
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-07-01

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