聖蘭国際高校 第1話

とある町に高校2年生の夏奈梨がいた。夏奈梨は聖蘭国際高校に通っている。夏奈梨のクラス2-1には親友、希奈がいた。夏奈梨は希奈に「希奈おはよ~。」と声をかけた。
この日は2-1に転校生が来るのだ。ホームルームで転校生の紹介がされた。転校生の名前は谷 奈子という。奈子は隣の県から引越ししてきた。
その後の休憩時間に夏奈梨と希奈は奈子に声をかけた。「おはよ~!一緒に屋上に行かない?」と言い、奈子は「良いよ。」と言って3人は屋上へ行った。
夏奈梨は「ここは2人のひみつの場所なんだ。」奈子は「そうなんだ。」「ねえ友達になろう。」奈子の返事は「良いよ。」チャイムが鳴り、3人は教室へ戻った。
今から、2時間目で皇室の勉強だ。聖蘭国際高校はお嬢様高校なのだ。
女性宮家や皇位継承権についての勉強だ。
今日の時間割は、3時間目は公文、4時間目は作法科、5時間目は数学だ。
今日の昼休み、3人は屋上へ行った。
「ねえ、生徒会長のなでしこ様がいるでしょ。後期生徒会がもうすぐしたら始まるじゃない。そこで3人で生徒会に立候補しない?」
「いいね!夏奈梨は何に、立候補するの?」「副生徒会長に立候補したいな。」「じゃあ今から3人で生徒会室に行きましょう。」
3人は生徒会室へ向かった。
「なでしこ様、2-1の夏奈梨・希奈・奈子です。」「入りなさい。」「皆さん、何の用ですの?」「私達は後期生徒会に立候補したいと思い、なでしこ様をお伺いしました。」「そう。では副生徒会長に立候補するのは誰かしら?」「私、夏奈梨です。」「じゃあ、第1書記に立候補するのは?」「私、希奈でございます。」「第2書記は誰になさるの?」「私、奈子です。」「わかりました。では・・・。」


第2話へ続く・・・。

聖蘭国際高校 第1話

聖蘭国際高校 第1話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-20

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