by station

悲しくて
とてもやりきれなかった時
君は涙をくれた
苦しくて
かすかな傷をつけた時
君は愛をくれた

今 君は何を見ているの
僕は雲の先の太陽を見てる
ねえ 君は何をしているの
僕は涼しい風を君に送るよ

楽しくて
いつまでも生きたくなった時
君はそばに居た
幸せで
死んでいいと思った時
君は胸の中にいた

今 君は何処に隠れてるの
僕はあの駅の広場に居る
ねえ 君はもう笑ってるの
僕は未だに笑えないんだよ

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  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-06-27

Copyrighted
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