僕の脳裏
僕の脳は正常ではない
いつも
ひとりになった時を、想像している
誰もいない教室の中で
ただ一人佇む僕の姿は、虚像にすら思える
孤独は人を磨くと言うけれど、
いたるまでの過程は、どんな試練より、残酷じゃないか
脳は
脳の中は
脳の中の僕は
僕は
僕の周りは
僕の周りの友達や家族は
僕をどんなように見ているのだろう
僕はそんな周りを、どんなにして見ればいいのだろう
呼吸困難。
毎日の時間の狭間で
孤独を想像し
虚しさに溺れ
現実に涙を流す
それでもきっと息をし続ける
今日も明日も明後日も。
最後に
その手で僕の首を絞めるのは誰なんだろうな。
僕の脳裏