梅雨に合うお料理

マチミサキ

幾つか記しておきます。

先ずは
何はともあれ

○イワシの握り
此れは素人では難しいのでやはり
お寿司屋さんがベスト。

入梅イワシの美味しさは
特筆ものなので。

梅雨時といえばこちらが一番に
脳裏に浮かびます。

ピッカピカのを軽く酢で締めたのも良いし
生のもかなり美味しい。

四貫、いや…
縁起が悪いので五貫くらい食べたい。

いつも思うのですが
こちらはたぶん
思いつきで
イワシどんぶりにするより
やはり
握りのほうがバランスが良い気がします。

多分、丼にすると脂が乗りすぎていて
キツイかもしれません。

幾ら美味しくても
そこはイワシ

どうしても独特の風味がありますし。

子供の頃はヒカリモノが食べられなかったのに
不思議なものですね。

幼少期を過ごした
私の生家では
お寿司は滅多に口に出来ないものでした。

大事なお客様が来た時と
お通夜の時くらい。

出前は幾つか種類が選べましたが
お寿司はなかなかレア。

お蕎麦が一番多かったかなぁ。

大きな寿司桶にわんさか
盛り込まれたのも華やかですが
一人前づつの小ぶりな寿司桶も
これまた嬉しい。

人数分
添えられた
お吸い物の素も美味しかった。

苦手な光り物のコハダなどは
祖母や祖父のたまごやイクラとトレード。

まあ、勿論
当時はイワシのお寿司など無く
出前寿司は当然
カウンターにもありませんでしたが。

山の中でしたし。

海の近いほうでは
当時から在ったのですかね?

お寿司ね…。

祖父はそうでも無いようでしたが
祖母はお寿司が大好物だったので
ごくごく希に
私を連れ
カウンター席に行ったことも。

この話は
いつか別に詳しく書けたらと。

話を戻して
今の時代
あまり
一人前づつの
こういう寿司桶の出前は
あまり見掛けない気がします。

良く見掛ける
回転寿司のお土産パックも
馬鹿に出来ない美味しさですし。



○豚バラ 生にんにく

ここからは
ご家庭で簡単に出来るものを!

豚バラをこんがりと焼きます。

平皿に新ニンニクをおろしたものを薄く
伸ばし
さらに生醤油をタラリ

ここへ
こんがり豚バラを乗せるだけ。

生のニンニクは
あまり
胃腸には良ろしく無い、とは
聞きますが
それを無視できるほどの美味しさ。

豚バラはパックに入った薄切り肉を
5、6センチに重なったままカットし
そのまま焼きます。

すると
フライパン接地面のこんがり狐色と
重なり部分はそこまで行かない焼き具合との
二層式となり
これを
お皿の上でほぐしながら
ニンニク醤油をまぶしていただきます。

生醤油は青唐辛子を漬け込んだ
唐辛子醤油にしても
また
たまらない美味しさ。

実は

ニンニクはあまり好きでは無いのですが
これは
本当に美味しい。

手間暇をかけ
いじくり回した肉料理の数倍も美味しい。

○トマトカット

トマトはスライスにするのではなく
いわゆる乱切りにして
軽く塩をふり
冷蔵庫で10分

私はギムレットで使うような
カクテルグラスを用いますが

ここはやはり
そうとは言わなくとも
硝子容器に入れて楽しみたい。

この上に
青紫蘇の極細切りをたっぷり散らして
いただきます。

塩は結晶が大きい荒粒の岩塩にすると
モアベター。

カリリと歯応えのある岩塩を
砕きながら
追ってくる酸味の効いたトマトが素晴らしい。

○茄子のしぎ焼き

ナスは大きめにスライスして
ゴマ油でソテー

軽く焦げ目の付いたところで
醤油+水1:1

に輪切り唐辛子を少し

この合わせ汁を
極少量

そうですね…
ショットグラス一杯くらい

これを
フライパンに投入し
すぐ蓋。

蒸し焼き
40秒程度

そしたら
蓋をあけ

余計な水分を飛ばし

お皿へ。

おろし生姜を少し乗せて
あくどいところを
熱々のうちに。

これは
あくどくないと
美味しくない。

喉がすこし
ヒリつくくらいがベスト。


○マチ流そうめん

先ずは
つけ汁の作成

わりと良いお味噌を
わりと良いお水で溶かします。

これは
お味噌汁濃度の2割増しくらいで。

ここに
いわゆる
山形ダシみたいなのを混入

きゅうり、紫蘇、茗荷、ナス
なんかを
細目のサイコロに切ったあれです。

山形ダシと違うのは
生のままだということ。

香味野菜が苦手な方は
軽く塩揉みをしてからでも良。

完成汁は
これに胡麻を加えたもの。

まとめると

香味野菜キューブ+味噌+水+ゴマ

ゴマは擂ったもの。

黒ごまでも白ゴマでもOK。

面倒な人は
上記の濃厚生味噌汁に
きゅうりのスライスだけでも可。

祖母から
教わったものですが
むしろ
祖母は
スリ胡麻ときゅうり、紫蘇以外は入れなかった。


こちらを
冷凍庫で
氷が張る一歩手前くらいまで
キンキンに冷やし

さらに
氷を投入して
つけ汁の完成。

そして
そうめんを入れて食します。

氷も幾つか浮かべるとなお良し。

このマチ流そうめんに
欠かせないサイドメニューは
ツナ缶。

私的には
そうめんとツナ缶はセット。

お洒落に
ツナ缶を何かにあけて
盛り付けたりせず

缶を開けた状態そのままに
少しだけ
生醤油をかけて。

これも
件の
青唐辛子醤油だと
ひと味グレードが高まります。

その際には
醤油漬け青唐辛子の輪切りを
ツナ缶上に散らすとまた良し。

ついでなので
祖母オリジナルも補足。

擂り鉢で
胡麻を丹念に当たる

水と味噌を加えてまた当たる

氷をこれでもか、と入れ

きゅうりスライスと紫蘇細切りを加える

そのまま食器と変貌した擂り鉢

ここにそうめん。

祖母のこちらが食卓に並ぶときには
ツナではなく
甘い煎りたまごがセットでした。

○麻婆ライス

包丁で豚バラを叩き
中華鍋に軽くラー油を回し
豚から脂が染み出るまで焼き上げたら
ガラスープ、豆板醤少量、八丁味噌少量
を加え
下ろし立ての生姜+大量のネギニラみじん切り
も過剰戦力気味に投入

生姜は繊維もまるごと。

そして
味の決め手となる
丸○屋さんの簡単麻婆豆腐の素辛口を加え

最後に絹豆腐。

よく言われる事ですが
絹豆腐は投入前に
いちど熱湯にくぐらせるとベター。

これも
醤油漬けの
青唐辛子みじん切りを加えると尚良し。

かために炊いたご飯を

カレーライスの如く盛り付け
たっぷりのルー

ではなく

たっぷりの麻婆豆腐を掛け
カレーライス風に。

汗だくで
冷たく冷やしておいたお水を
ごくごく飲み
水分補給をしながら
いただきます。

刺激物だらけなのですが
身体の調子が良いときに食すと
もう
たまらない美味しさ。

場合にもよりますが
下手をすると
カレーライスより美味しいかもしれない。


また
なにか
思い付いたら
書き足します。

梅雨に合うお料理

梅雨に合うお料理

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
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