【掌編小説】蟻

六井 象 作

 私の好きな男子の名前を背負った蟻と、帰り道にすれ違った。
 自分の部屋に入ると、勉強机の上に置いておいた日記帳から、彼への思いを綴ったポエムがごっそりなくなっていた。
 甘すぎた。ポエムも、日記の管理も。

【掌編小説】蟻

【掌編小説】蟻

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2019-06-07

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