百合の花
小説じゃない
土に帰ろうと思った
朝と昼と夜を感じるために
擦り減って鈍感になった脳みそをもう一度作り直したかった。
女の子に抱きしめられるとき、自分は穢れているのに、それでいいのかなと思った。
今まで僕は自分は純真だと思っていた。
それしかないと思っていて、天然を装った。
違った。
抱きしめられる、それだけで全部わかった。
早く汚れたかった。中途半端が一番嫌なので。
曖昧曖昧曖昧曖昧曖昧
誤解を生みそうなので言っておくと、その子とそういうことになったわけじゃないです。
曖昧な僕を愛せるか?
全てキモい!全てキモい!
女体化男体化獣化すべてがキモい!
ピーターパンピーターパン
太りたくなかった。
子供の頃ご飯を受け付けなくなったことがあったけれど、あのときぐらい痩せたい。
性を消せ。
生をさせろ。
でもこれも全部気の迷いなのか?
その時その時で、女体化が楽しい、男体化が楽しいが来る。
本当は全部雑魚。
僕の生きてきた滅茶苦茶な日々はとても好き。過ぎれば全部好き。
早く伝説になるのだ。
百合の花