lov
神よ、限りなく愛すべきあなたを、 心を尽くし、力を尽くして愛します。 アーメン
いつのまにか、
あなたは怪物になっていて、僕だけがそのことを知っていた。それでいて理性的で、孤独なうつくしく黒い瞳。破壊に無自覚的でいながら臆病な優しい怪物。僕はすっかり魅了されてしまって、上位存在のなんたるかを知るようになった。
上位存在の体液を飲みたい、み国は近づくであろう、み国なんかなくても、あなたとともにあることが幸せです。(そのくもった虹彩には…?)神の肉を食べたい、啜りたい、そうすれば近づける気がする、み国、親愛なるあなた、その瞳の向こう、うつくしく、くらい海……。入水、殉死……。都市を映す影、摩擦する街のしずかなる悲鳴のように、死に絶える2つの……。
神殺し ?
lov