海のざわめきを聞け

‪硝子に光が反射してくらくら眩暈した脆弱な人の身が憎い。美しいは私の手にあまるガラス瓶の中の暴力的なまでの海のざわめき。どこまでも強くあれば月の刃をまっすぐ見れますでしょうかと問うた病弱な女の病室の希死念慮を溶かした星の匂ひ。‬

海のざわめきを聞け

海のざわめきを聞け

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-05-24

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