青春の青空

あなたには青春の青空に、その心想う世常の移ろいの真ん中にこの感情が、ふっと何処へ行くのか私にはわからないの。その感覚にもう幾分慣れてきたのかしら。世界は1人で佇む人のために感傷という、物語のドラマが生まれるようにできているのかしら。もういいの、そんな事は私信じないから、あなたは人生1人ぼっちで死んでいったのでしょうか。
そんな事は私許しませんから、このような美しいなりそめの御霊は、軽やかに自由に躍動する事が許されるのです。
あなたがこの世界に生きて存在する時に、こんなにも美しい時間が流れているのはどうしてなの。私はとても不思議な気持ちになっているのが、こんなにもあなたを心は強く感じています。
そう私はあなたに恋をしているのでしょうか。
この気持ちは恋の片想いという、ああ、私の心は切なさと苦しみを生まれて初めて、恋をして泣いてしまったのです。
こんな私は生きていて本当にいいのでしょうか。生きていいのかわからずに、いっそのこと無くなってしまった方がいいのかしら。
人生は吐露しなければならない運命の激しく宿る心は一つの力となり、愛を神に告げる事を許されたこの私は、青空に人生の全てを受け渡す気持ちがあった。何という静寂の中にいるのでしょう。
私は知らぬ間に私自身の重荷を籠から免がれさせていた。私とあなたはお互いにこれ程までに苦しんでしまったのかしら、この虚ろで気弱な心に泣いてでも。
ああ、何だか心の時空に光が射してきたような気がします。神を忘れ給う事なかれ、人生に心の掛け軸が命の光が指す天空へと大きく上空彼方に昇り、北極星を中心として優雅に天を回っていく。ああ、雄大な心情の寂しい吐露に究めた。そしてこの私は栄光へ向けて自信を持って生きていくのです。
この恋の苦しみの意味がやっとこの年になってわかり初めた私は、もうただの普通の人間でさえいればそれだけで良いのです。
ああ情けない。これからもっといいように人生を捉え直して自信を持っておゆきなさい。
この手で苦しみを免れさせた私は、本当にたかがそれだけの事であなたからいいようにされていましたわ。
いいえ、こんなにもいいようにされて、その先の未来にいた乙女のアイドルが人生を見つめて、こんなにも天性に溢れる発想で無邪気に遊び戯れている。そしてもうこの女は許されていたのを感じたのです。
私とした事が無常に人生は淡く儚いノスタルジーの世界に移ろいでいってしまう。そっとあの世に行く寂しさを感じてしまうのです。ふっともう生きていても仕方がないと。でもせめてあの男を知ってからでも死にたいのです。
この瀬戸際の境界線で男と女の心の移ろいの中に不思議な感傷を知り、この世界にはなむけの言葉を告げるのでしょう。
私の事はもうほおっておいて、この世でもう死ねたはずなのですから。私はあなたにふられて悲しみの内に死んでいかなければならないのです。
私は死ねなかった未練というものを忘れて、この人間の未練の中に生命とは生きても死んでもおらずに浮いていた。あの方は本当の人間だったのでしょうか。
私はいいの、もうどうなってもいい、簡単に死なせて下さい。どうせあのような人間とは一緒になれなかったのですから。彼岸の世界を、ようやくこのようにして迎えれる事ができたのだわ。
あなたのような人とは付き合えない。ああ、私はまた心が気弱に物想いにふけていってしまうのです。
私は女として成長をはたしているのかしら。
せめて人生の歌を歌わせてください。
この世で恋の不思議な苦しみを感覚して、あなたへの思いを強気と弱気のどちらも儚げに飛翔させています。ああ、これで人生の恋は何ともいえない虚ろな感情にしっとりと甘くとろけていくのです。
ほんのりと夜空を眺め一人の世界にいて気持ちをふわっと放流させて水が流れていくのだわ。
こんな恋の世界の中に知らないうちに来てしまいました。
生きてはまた死んでこの不可思議なシンメトリーは何という組成式を構成するのでしょうか。
でも神はこの子を愛さずにはいられないのをわかっています。
そしてこんなにも人生の恋は一番いい時空の幸せの鐘を鳴らそうとしていだ。本当に恋っていい、よかった。ああ、生きているんだなあ。
私の綺麗な所を優しく褒めてくれたあなたは一体何者だったのでしょう。それが私にはまだわからずに薄らいで死んでいきそうなのです。
この人生において恋とはわからない事ばかりでした。やっとこの年になって恋が解けたのでしょうか。
こんな恋する不思議な時間は何という、こうして生まれてきてからの掛け替えのない時間なのでしょう。
私にもこのような恋愛する機会が訪れるなんて、いきついた先に人生のアイドルとしての主によって、こうして生命を与えられ邂逅する時が来たのです。
私にこうして女神は来てくれたのです。