空を見上げよう

初めまして、まだ小説を書く事に馴れていないので
読みづらいかもしれませんが、出来れば最後まで読んで下さい。

色という色の無い世界。

そこには、赤はなく 、青もなく、黄もなく、黒もなく、白さえない世界

ただ一人だけ、色のある存在は一人の少女と『何か』だけ。


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文字か、数字か、はたまた記号か、それすらもわからない『何か』を前に少女は座っていた。

少女は、立つ事もなく目の前にある『何か』に触れその羅列を修正していく。
『何か』を増やし、移動させ、消していく。
少女は、それを何度も何度も繰り返す。

どれだけ程の時間が流れただろうか、少女が作業を終えるとそれが合図であったかの様に『何か』が渦巻きだす。
渦は捻れ、反発し、やがて、一つの球体となった。ふぅ


少女は、溜め息をつくと再び別の『何か』を造り上げていく。

少女に名はない。

少女に絶望はない。

少女に希望はない。


こうやって、作業しなければ自分さえ忘れてしまう。
それほどに少女には何もなく。それでも時間と力だけはあった。
少女は観る為に創るのだ。
少女は楽しむ為に創るのだ。


少女が創り上げるものは世界。

宇宙の寿命さえ少女にとっては大した時間ではない。
ー否
時間そのものが少女には、余り理解出来ない。


そんな少しの時間でも少女の創る世界は十分に少女を楽しませる。

特に、高度な知能を持った生物は少女のお気に入りであった。

争い、和解し、嘆き、笑い、愛し、憎しみ、殺し、殺され、狂い、壊れる。
それでも生きる彼らは少女に感動を与え感情を忘れさせないでくれた。



少女に名は無い...だが多くの世界からは畏怖を込めてこう呼ばれた


「死」 と。

名とは到底言えぬそれに、それでも少女は喜んだ。

少女が寿命以外で死ぬことはない。

少女の代わりはいない。

何もない■■で少女は生きている。



「下準備は終わりっと、さて始まり始まり~♪」
そうして世界が始まった。

空を見上げよう

どうでしたか?
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感想くれると嬉しいです
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我儘でスイマセン

これからも宜しくお願いします。

空を見上げよう

ある世界には、人間がいた。 ある世界には、神がいた。 ある世界には、天使がいた。 ある世界には、悪魔がいた。 互いの存在を伝説上のものとして、認識している 人間も神も天使も悪魔も、己の力にきずかぬままに、 日々を過ごす。 はずだった。 世界が混ざり合い始めるその時までは・・・ 「カミ」を殺すと誓った少年は悪魔と出会い、天使と出会い、そして神と出会った。 彼が本当に復讐したいものはなんなのか。 ただ、一人だけが総てを知っている

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • アクション
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-16

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