万人の街の夜陰を

万人の街の夜陰を

   












どんなにか

どんなにも

どこまでも

間違えてしまった俺が

万人の街の夜陰を

一人尽き果てても

いてくれた

信じてくれた



ともに歩めなかった

それでも 残してくれた

始まりを

突き破るものを



食い縛って生きる 泥臭い荒れ野への 俺の終わりまでを




  

万人の街の夜陰を

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

万人の街の夜陰を

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-05-17

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