プレゼント
愛しいあなたへ
君影草
木の枝振りながら歩いた道
どこまでも続く その原野を区切る
誰もいない駅裏から
君の家まで 歌いながらのんびり行こう
ノラ猫に犬に白黒のヤギ
私の友達は人間じゃない
仲間外れになっても
家を出されても
いつも一緒にいて笑ってくれるんだ
「ここにおいで」と君影草の下
ちょうちょが蜜を飲んで誘ってるよ
風に揺られた君影草の空
通り雨でフキの傘を探している
遠くの方で砲撃の音
近くの方でお母さんが怒鳴る
「あっちに行ったら熊が出るぞ」
それが怖くて今日も君の家には行けない
人生最初の春休み
校庭の砂場一人で遊んでた
一緒に遊んでくれた君
いつまでも残ってる
記憶の中だけの君
好きだとかなんだとかよく分かんないけど
側に居たからきっと楽だったんだ
大人になっても年を取っても
ずっとみんなで笑っていたかったよね
「ここにおいで」と君影草の下
ちょうちょが蜜を飲んで誘ってるよ
風に揺られた君影草の空
通り雨でフキの傘を探している
眠りの森
あなたは深く深い夜の闇
どこまでも続く森
小さな兎が跳ね呼んでいる
夢の中の月まで
凍えそうな夕暮の風
草の露が一雫落ちる
涙に似せて水溜まりは
空を映し扉を開ける
音も無く温かい寝床で
優しく撫でた黒髪の
吐息安らかに瞳閉じるあなたを
胸に焼き付けて
星が瞬く冷たい空に
愛を吹き込んだ月の欠片
小さな兎が跳ね運んで行く
あなたの夢の中まで
真珠のような一つの命
包み温め続けた
あなたを受け入れた日から
始まり永遠に続いていく
まっすぐな眼差しに映る
私の輪郭をなぞる
月にかざした琥珀のような瞳に
射取られ胸を焦がした
空高く虹の橋を渡り
声よ届けと歌いながら
小さな兎が跳ね誘う
眠りの森のあなたへ
月に浮かぶ小舟に乗り合わせ
明日の扉まで運んで行くよ
あなたの森の闇が晴れた時
小さな夢は叶う
白い国
ゆっくりと目を閉じれば
あなたの奏でたギターの
音と声と街の喧騒が
蘇って、泣きたくなる
ゆっくりと呼吸すれば
あなたと話した言葉や
触れた肩や唇の
温かさを思い出して歌いだす
商店街のど真ん中
抱き合って笑って歩いた二人
何にも代えがたいひと時
きっとほのかに恋をしていた
帰る事の出来ない過去に戻れたなら
あなたはどこに帰るでしょうか?
私はあなたに初めて会った時
その瞬間に戻りたい
ゆっくりと流れた時間は
私もあなたも変えていった
風景も人も話すコトバも
変わって、風化していった
ゆっくりと手をかざせば
いつでも触れていられた
その背中の広さと強さへ
陽だまりみたいに頬をよせる
眠れない静かな夜は
あなたの声を聴いていたの
隣の時は寝息を聞いていたよ
ずっと安心したかった
立ち止まり進む事のできない
分岐点に立ったなら
あなたはどちらを選ぶでしょうか?
私はあなたと共にある道を
忘れることは出来なかった
同じ事は繰り返せない世界だけど
また会うことができたから
私はその先を願ってる
夜明け
この声が聞こえたなら
合図をして
目覚める時間よ
あの空を見て何を思う?
夢だった欠片
東の彼方
あなたが目を覚ましだす頃
止まらない世界の一部に戻る
どんな夢もそこで終わるから
怖がらずに眼を開けて
give me
誰かの為に生きるなんて考えもしなかった
私だけ不幸なの、私の為に生きて
傷ついた記憶が足を止めさせるよ
愛さえ貰えれば全て救われるはずなのに
when I crying, like clouding sky wrap me.
and, smiling for me? please I need your love.
愛する人こそ私の全て
だから知らない世界を見ようとする
何をあげられる?
この気持ちしかあげられない
触れて、その疲れを癒す
眠りに就かせてあげるから
朝が来ないでと願うなら
本当はそうしてあげたいよ
so when I crying, like clouding sky wrap me.
and, smiling for me? because I have nothing.
you are doesn't fall to hell, and heart is not broken.
you are only desperately alive.
現実に生きるあなたの声が私を救うの
when I crying, like clouding sky wrap me.
and, smiling for me? really I love you.
Don't you need me?
Will you love me?
I don't want to leave your room.
Because so...
プレゼント
いつも背伸びする私より