徒然なる 掛け合い集

ヤリクリー

  1. 掛け合い集 Section1
  2. 掛け合い集 Section2

この掛け合い集を読む時の注意事項
(1)米印は、ト書きです。読まないでください。
(2)米印のないカッコは、読んでください。
(3)掛け合いセリフは、今後も増えるかも知れません。(あくまで、予定)
(4)掛け合いセリフの21作品目以降は、#の後に数字をつけます。お願いします。

掛け合い集 Section1

掛け合い①
(※これは、運転士である男性と、車掌である女性のやり取り。2人は先程、同じ車両を担当しており、終点駅に到着。)

車掌(以降、岩井)「お疲れ様です、中川さん」

運転士(以降、中川)「お疲れ様、岩井君。やっぱり、君のアナウンスは素晴らしい。声が良いからかな?君の担当する車両に乗ると、必ず、そういうありがたい声を聞くんだよ。」

岩井「いやいや、そんなことありませんよ。中川さんの運転する車両が、乗り心地が良いということで、好評らしいですよ?先輩のおかげですよ♪」

中川「いやいや、それはないかな(照)。(岩井くんに言われると、恥ずかしいんだよな…。)」

岩井「そういえば、先輩が運転する際、にこやかじゃない表情にいつも見えるのですが、何故なのですか?」

中川「ん?俺、そんなににこやかに見えてないのか??」

岩井「…はい。でも、多分、先輩が集中しているからなのかな? なんて自分の中では解釈しているんです。」

中川「…。」

岩井「ん?先輩??」

中川「…ま、"集中している"というのは正解だ。

なのだが、実は、もう1つ理由がある。」

岩井「理由?何ですか?」

中川「お前だけに言おう。君は信頼出来るからな。

先に言うが、これは、秘密のこと。ついでに言うと、お前がまだ入るずっと前の話だ。いいか?」

岩井「わかりました。」


中川「よし。それじゃ話そう。

何かと言うと、人身事故"に見舞われた"ことがある。…正確には、人身事故"を起こした"だな。」

岩井「先輩…」


中川「そりゃ、事故がないのがベストだよ。

…だがな、避けられぬこともゼロではない。しかも、俺が巻き込まれた時の犠牲者は、"出産間近の妊婦"。4つ子が産まれるそうだった。踏切内で、突然陣痛があった。停めることはできたのに、当時、周りには誰もいなかった。車すらなかった。俺は快速特急を運転していたのだが、急ブレーキをするも、時すでに遅し。」

岩井「…。」

中川「当然、これは大問題になった。彼女の旦那さんには怒りをぶちまけられた。当然だよな?
企業としても、信用を大きく失墜させてしまった…。

実のことを言うと、それを起こしてしまってから、俺には電車を運転する、いや、電車に関わる仕事から離れたいと思い、自主的に退職願を出し、受理してくれた。」

岩井「(先輩にも、思い出したくない過去があったんだ…。企業的にも、悪夢だった出来事…。)

先輩。でも、何故またこのように運転しているのですか?」

中川「話にはまだ続きがある。

確かに、俺は、1度職を無くした。だが、一通の手紙が来たんだ。"旦那さん"から。」

岩井「え?」

中川「彼曰(いわ)く、
『彼女を放置させていた俺が悪かった。この事故の責任は、貴方よりも自分を優先させていた俺にある。…だから、もう一度、運転して欲しい。あの時、散々叩いてしまって申し訳なかった。』と。」

岩井「嘘…。」


中川「それで、彼はうちに謝りに来て、弁償もしてもらった。

当然、当時運転をしていた俺も検査を受けたが、俺には特に問題がなかった。
後々(あとあと)になってわかったことだが、旦那さん、彼女に愛想を尽かしていたようで、不倫していたそうだ。
…最低だよな。」

岩井「…じゃあ、先輩は被害者だったと?」


中川「…ま、そんなこった。
んで、二度と事故を俺が起こさないように、ピリピリした顔をしながら、周りに留意して運転をしているのさ。強張って(こわばって)いるのは、運転士としての意識をし過ぎているってこと。

笑えるっちゃ笑えるけど、それくらい本気にならないと、俺は運転をしないのさ。」

岩井 「なるほど。確固たる(かっこたる)意思のもとで運行に携わっているわけですね。

私も、見習わないと!」

中川「意識をすることは大切だからな。ルーキーの君には、まだ見たことの無い世界を、これから目にすることになると思う。

だから、この2、3年で、あらゆるものを飲み込んでおくことだ。いいね?新人車掌君。」

岩井「はい!入社1年目で、先程の運行で褒めていただけた岩井玲奈(いわいれな)、頑張ります!」


掛け合い②
(※人妻と大学生の禁断の恋愛。里恵〈りえ〉と拓也のショートストーリー)

〔Part 1〕
拓也「…あ!里恵さんだ!やっほぉ~!こっちこっち!」

里恵「あら、拓也くん。おはよう♡遅れてごめんなさいね。」

拓也「いえいえ、そんなことないですよ。俺の方こそ、予定時間より遅れて着いてしまったので。申し訳ございません。」

里恵「そんなことないわよ。さぁ、行きましょ♡拓也くんとの、二人きりを楽しむの♡」

(※里恵が、拓也の頬にチュウ。少し照れる。)

拓也「…はい。俺こそ、里恵さんとの二人きりを楽しみにしてました!行きましょう!」


(※2人は、水族館を訪れる)

拓也「はい、チケットどうぞ。昨日のうちに、買い込んでおいたんだ♪」

里恵「ありがと~♡キミって、気が利くのね。好きよ、そういうところ♡」

拓也「…なんだか、照れますね(照)。ほら、あれ、見てくださいよ。うわ、すっげぇ!やっぱり、水族館は凄いなぁ!」


里恵「えぇ。素敵ね。
(拓也くんは、大人びているけど、こういう所に来て、子供のようにはしゃぐ姿も素敵なのよね…)」

拓也「ん?里恵さん?何そこで突っ立ているんですか?そこだと他の客に迷惑ですよ。先行きましょう。」


里恵「…あ!えぇ、そうね。館内を回りましょう。
(…拓也くんに、いつ言おうかしら。私と彼との関係が、夫に見破られたということ…)」

拓也「おーい、こっちこっち!ジンベエザメが泳いでますよ!迫力が凄いんですって!カッコイイよなぁ~、大型魚類の泳ぐ姿。」

里恵「なかなかの迫力ね。おぉ!こっちに向かってきて…。…ふぅ、ビックリしたぁ。」

拓也「(笑)」

里恵「何笑ってるのよ?」

拓也「いえいえ。里恵さんの驚く姿が面白かったので。(笑)」

里恵「たーくーやーくん?(※後ろから、なにかオーラが出る)」

拓也「…あ!はいはい。なんでもありません。次、行きましょう?次。次は、貴女の好きなものですよ♪」


(※イルカショーに来た2人)

里恵「私、このショー見るのが好きなの。イルカのアクションが可愛くてかっこいいの。」

拓也「わかります。水しぶきを上げるところは、気持ちいいですもんね♪」

里恵「あのイルカ達、相当トレーニングされているんでしょうね。
…あ、貴方、始まるわよ!」

拓也「楽しみだぁ~!」


(※ショーが開演。拓也は、ショーのBGMに聞き覚えがあるようで、それを口ずさむ。そして里恵は、イルカの大ジャンプを見て)


里恵「ステキ…。このショー、終わらなければいいのに…。
(私たちの恋も、このショーのように、素敵なものだったらいいのに…。)」


〔Part 2〕

(※2人は、近くのレストランでランチ)


拓也「さっきのショー、かっこよかったなぁ~。」

里恵「そうね。DVDにしてくれないかしら?そうしてくれたら、毎日でも見ていられるのに。」

拓也「そうしたら、水族館に来る意味ないでしょ?(笑)」

里恵「それもそうね♪(笑)」

(※2人は、各々で食べたいものを食べている。)

拓也「お土産も買いましたねぇ~。」

里恵「そうね。私たちの、イルカのペアストラップ、"永遠(エターナティー)"。その名の通り、私たちは、永遠の関係に…。」

拓也「そう。俺たちは、離れない。何か苦しいことがあっても。」


里恵「そうね…。」


(※急に、顔をそっぽに向ける里恵。言いたいことを、切り出せない…。)

拓也「…?どうかしましたか?里恵さん。ちょっと様子がおかしいですよ?」

里恵「…え?あ、いえいえ。何でもないわよ。さぁ、食べ終わったら、支払いをして、行きましょ?」


(※支払いを済ませ、遊園地へ。)

拓也「よし!乗りますよ!ジェットコースター!里恵さんが楽しみにしていたやつ!
(…ヤベェ。俺、本当はジェットコースターが苦手だなんて言えねぇ…。)」

里恵「そうね!これがメインでしたものね!早く乗りましょ!」

拓也「ちょ、里恵さ~ん!そんなに腕を強く引っ張らないでぇ~。俺も行きますって~。」


(※乗車後)

拓也「…死ぬかと思った。こんなにも怖かっただなんて。
(もう2度と乗らねぇからな!こんな命の危険を顧みず〈かえりみず〉に乗るアトラクション!)」

里恵「うふふ♡」

拓也「…ちょ、笑わないでくださいよ!恥ずかしいじゃないですか!!(照)」

里恵「だって、あんなに逞しい方(たくましいかた)が、あんな絶叫をするなんて。可愛いわよ♡」

拓也「…。

次は、ゴーカートです。」


(※2人乗りのゴーカート。拓也がドライバー)

拓也「風が心地いい。走っている感じが最高。」


里恵「運転している貴方(あなた)の姿も素敵よ♡今すぐに…」

拓也「(※食い気味に)チュウは後。事故ったら意味ないだろ?」

里恵「ぶー。(※プイッと、顔をそっぽ向ける)」


(※気がつけば、夕方。宿泊するホテルのレストランで、ディナー)

拓也・里恵「乾杯♪」


拓也「色々ありましたけど、楽しかったですね。」


里恵「えぇ。そうね…。
(ここで言ってしまおう。拓也くんには悪いけど、それをしないと、私自身も危険なの…。…お願い、許して!)」


拓也「ん?里恵さん?」

里恵「…」

拓也「おーい?(※里恵の顔の前で手を振る)」

里恵「…あのね、拓也くん。」

拓也「はい。」


里恵「この関係、今日で終わりよ。」

拓也「??」


里恵「突然だけど、今日でお別れ。…正確には、明日ね。」


拓也「…バレてしまいましたか。(…あ、ついにか…。いつかは来るとは思っていたけど。いざ来ると、重いなぁ。)」


里恵「繰り返すわね。この関係は、明日まで。今夜は、貴方と楽しむわよ。
突然切り出して申し訳ないんだけど、旦那にバレてしまったの。やけに若作り(わかづくり)している様子に何かを察してしまったの。"キケンなナニカ"を。」


拓也「…実は、自分も、薄々気づいてました。この関係が他人にもバレていること」

里恵「え?!」


拓也「貴女の旦那さん、私の父の部下でしたね。彼を見て、何だか、怪しいと見ていたようです。父からも、何か変なことはしてないのか尋ねられ続けていました。
こうなってしまっては、時間の問題です。」

里恵「そして、"その時"が…。」

拓也「私は、里恵さんが好きです。別れてしまっても、貴女のことをずっと思っています。俺の、あらゆる初めても、貴女がいてくれたから…。」

里恵「私も、拓也のこと好きよ。私だって、ずっと貴方のこと、思い続けているから!"貴方だけの私"でい続けるから!」


(※2人は、食事を終え、気温が心地よい星空のテラスへ)

拓也「里恵…。」

里恵「拓也…♡ これからも、貴方の味方よ♡」

拓也「あぁ!ありがとう!」

里恵「拓也♡大好き!アイシテル!」

(※2人は、唇を重ね合わせ、哀しみの味を味わった。)

END


掛け合い③
(※これは、先生と学生の禁断の恋物語。英語を担当していた女性教師に、学生が好意を持っている。)


教師(以降、林)「はい、今日はここまで。来週は単元テストだから、しっかり勉強するように。それと、ついでに帰りのST(エスティー)もするよ。今日は、担任の木下(きのした)先生が早退したからね。」


(※帰りのSTを終えて)

学生(以降、佐山)「先生♪」

林「佐山くん?どうかしたの?」

佐山「2つ、質問があります♪1つ目、来週の単元テストでポイントになる箇所は何処ですか?」


林「…あ、言うの忘れてたわ。…今、周りに誰もいないから、キミだけに言うわね。実は、来週のテストは、この単元の"2つ先"の単元のところなの。後で、解説をまとめた冊子を渡すわね。」

佐山「ありがとうございます。
…それと、もう1つ…。」

林「ん?何かしら?」


佐山「…今日の午後6時、菅田駅(すがたえき)で会いませんか?
…学校内では話せないことです。」

林「学校業務に関わる話ではないでしょうね?変なクレームをつけたりしたら、許しませんから。」


佐山「そんなことはありません。"貴女、だからこそ"話をしたいのです。」

林「…わかったわ。いいわよ。」

佐山「…ありがとうございます。先生は、今、着ている服のままで来てください。私は、直ぐに着替えて向かいますから。」

林「わかったわ。」


(※時刻は、午後5時50分。菅田駅前 )


佐山「(やべぇ、緊張する。先生に、愛している、だなんて言えねぇよ…。…ったく、何やってんだよ、俺…。)」

林「…あ!佐山く~ん!」

佐山「あ!おーい、先生!」

林「さて、話って何かしら?」

佐山「じ、実は、僕、…。」

林「?」


佐山「先生のことが好きです!1女性として、素敵な方だと思っています!」

林「!」


佐山「毎朝、職員玄関前で待ち伏せして、挨拶を狙っていたということ。これに関しては申し訳ございません。どうしても、俺に気づいてもらいたかったのです!」

林「佐山くん…。」

佐山「俺、進学先はとっくに決まってます。

先生、…いや、結海(ゆみ/※林の下の名前)のことを思えたら、頑張れたんだ!
それで、今日は、食事も兼ねて、告白したんだ。」

林「…」


(※しばらく沈黙の2人。
…すると、林が口を切る)


林「…ありがとう、浩輝(こうき/※佐山の下の名前)くん。

…いいわよ。一緒に食事をしましょ♪もちろん、未成年だから、お酒はキ・ン・モ・ツよ♡ 私も、車で来たから、飲めないんだけどね。」

佐山「あ、…ありがとうございます!!」

林「さ、早く行きましょ?貴方の学級委員から聞いたけど、いいお店を予約したとか?」

佐山「(笑)」

林「あら?図星ね♡」

佐山「(武内〈※佐山と同じクラスの学級委員の男〉…。お前は要らんことせんでええって、あんなに言っておいたのに…。)」


(※佐山が予約した、ちょっとよさげなイタリアンレストランに着く2人。)

佐山・林「乾杯♪」

林「このパスタ美味しい♪」

佐山「本当ですか?少しもらおっかな(笑)?」

林「…ダメ、って言ったら?」

佐山「それでも貰う!(笑)」

林「もぅ!(笑)

(やっぱり、まだ少し子供なのよね。…いつになったら、無くなるのかしら?)」

佐山「結海さん♪私の、この魚料理も見てくださいよ♪

きちんと、結海さんの分も取り分けて置きましたよ♪」

林「ありがとォ~♡」

佐山「ん~♪幸せ♪」


(※食事を進めていく2人。まもなくデザートという頃。)

佐山「先生?」

林「ん?結海で、呼び捨てでいいわよ。もちろん、ここではね。」

佐山「結海。1つ聞きたい。

俺が、店に入る前に話したこと、どう思ってるの?」


林「最初は、私も戸惑ったわ。学生が不審なことしてるなぁ~、って。

でも、正直、嬉しい面もあった。いつも笑顔でハキハキと挨拶してくれるから、1日のやる気のスイッチになっていたの。生徒会会長としての活躍も見ていたから。私も、少し貴方のこと気にはしていたの。だから、突然で驚いたけど、お食事へのお誘いは嬉しかったわ。あの時のお話は、そう来るだろうなぁ、って検討がついてたわ。」

佐山「…バレてました?」

林「バレッバレ!(笑)」


(※2人はデザートを頂き、会計も済まし、誰もいない、静かな公園へ)

佐山「突然のお誘い、申し訳ございませんでした。」

林「いいのよ。ちょうど、今夜暇だったし。」

佐山「告白も、OK出してもらって…。」


林「私も、実は、独身に嫌気が差していたのよ。心から嬉しかったわ。」

佐山「結海!」

林「浩輝さん♡」

佐山「結海、改めて言うね。

俺、キミのこと愛してる!これからも、よろしく!」

林「浩輝さん♡ 私も、貴方のこと、好きよ♡ずーっと、愛してる♡」


(※月が雲に隠れ、少し暗くなる。その影で、禁断の2人が絡み合う…。)

END


掛け合い④
(※これは、2人のレーサーのお話。直樹と和史〈かずし〉は、ライバルとして有名であった。
そして、そこに割って入る、1人のレーサー。)


直樹「すまんな、カズ。また俺が勝ってしまったよ。」
(※カズとは、和史のこと)

和史「くっそぉ、あとレースが2、3周残っていたら…。」

直樹「これで、お前とのポイント差は5。3位以降とは20点もの差があるから、俺たちのどちらかがチャンピオンってわけだ。んで、次回の最終戦で、3位以内にフィニッシュしたら、無条件で俺のチャンピオンだ。お前がチャンピオンになるには、少なくとも、俺がノーポイントで終わってしまうことは必須条件だな。」

和史「…わかってるよ、それくらい。チームラジオで耳にタコが出来るほど聞いたさ。
…先に言っておこう。次戦、俺はポールポジションをとり、ボーナスの1ポイントを奪取(だっしゅ)する。ボーナスポイントは微々たるものだが、俺にとっては大きなボーナスだ。」

直樹「…よく言えるぜ、全くよ。ポールポジションは、今シーズンの4分の3は俺だ。次も、頂くぜ。」

和史「…それはどうかな?(笑)」

直樹「ん?なぜ笑っている?」

和史「ナオ(※直樹のこと)は、ポールポジション予告をすると、必ずこの俺が取るっていうジンクスがある。今年もそうだった。
…俗に言う、フラグってやつだ。」

直樹「ほほぉ、面白い。」

和史「ついでに、その時の決勝は、俺が勝つ。お前は表彰台にはいやしない。」

直樹「言ってくれるじゃねぇか。」

和史「…先に行っておく。俺は、レース外で争うのは嫌いでね。

2週間後、ホッケンハイムリンクで会おう。」
(※ホッケンハイムリンクは、ドイツに実在するコースである。)


(※和史は、直樹の元から離れていく)

直樹「(…やってやろうじゃねぇか、新人よ。ルーキーでベテランの俺に楯突く〈たてつく〉とはな。チャンピオン争いの洗礼、舐めるなよ…。)」

和史「(負けませんよ、先輩!ルーキーのヤングパワー、見ていてくださいね!!)」


優希(ゆうき)「(…マシンの様子は、特に問題なし。それに、今回は3位フィニッシュ。マシンセッティングは、完璧なようだな。

…次戦は、優勝も、十分に狙えるな。)」

和史「(だから言ったろ?フラグ回収をするのが、ナオは上手いって。俺のポールポジションは、確定だってな。)」

直樹「…クソっ。なんで予選の最後の最後でエンジンがブローアップするんだよ…。ピットスタート確定じゃねぇかよ。出遅れ確定だよ…。」


和史「ほらね、ナオ。言った通り。俺がボーナスを頂いて、差は4点。勝てないだろうねぇ。」

直樹「…フフっ。」

和史「ん?何がおかしい?!」


直樹「確かに、差は4点。だが、俺が最後の最後にポイントを獲得したら、いくらお前でも、それをひっくり返すのは容易ではない。仮に俺が7ポイントを取り、お前が優勝して10ポイントをとって同率になっても、優勝数で、俺の勝ち。ファステストラップを叩き出したり、リードラップ、モストリードラップをとりさえしなきゃ、勝ち目はないねぇ。」

(※ファステストラップ〈→コース1周のタイムが最速であること〉、リードラップ〈→トップで次の周回に入ること〉、モストリードラップ〈→トップで居続けた周回が最も多い人〉を取ると、ボーナスでそれぞれ1ポイント手にできる)

和史「全部かっさらってやるよ、ボーナスポイント。

パーフェクトレース、やってやる。」

直樹「ハハッ。やってくれるじゃねぇか。こりゃあ面白ぇ。

それじゃあ、コース上で蹴りをつけよう。

"最後に笑うのは、この俺だ"」


(※レーススタート。2人ともリードラップポイントは確保。だが、直樹の追い上げが物凄く、ファステストラップを更新していく。)

直樹「ほら、追いついた。77周のレースで、25周目にトップのすぐ後ろ。
モストリードラップ、取らせねぇよ。」

和史「げッ、もう後ろに来てやがる…。ベテランの恐ろしさとは、こういうことなのか…。」

直樹「すまんな、ルーキー。抜かせてもらうぜ。」

(※和史をオーバーテイク。リーダーチェンジ。)

直樹「…さて、ここからは、どれだけリーダーを維持できるかだ。1周でも多くいなければ、このレースにゃ勝てん。」


和史「はよピット作業終わってくれ…。すぐにコースに戻りたい…!

…でも、焦りは禁物。作業にミスがないように、ミスを俺が作らないように。」


直樹「現在、31周目。そろそろ、俺も入らねばならん。ピットからも、レディと出ているから、このタイミングで行く。

…頼むぞ、クルー。」


優希(ゆうき)「ラッキー!俺がトップ♪

リーダーを、このまま保つよォ♪」


(※残り15周。現在のオーダーは、1位 優希、2位 和史。直樹は10番手で、ポイント圏外。 モストリードラップは、優希の手に。)

和史「モストリードラップは無くなったけど、何としてでも優勝しないと…。ファステストを狙いつつ、優勝、かな?」

直樹「あ~!トラフィックが邪魔!はよどいてくれ!俺にはチャンピオンがかかっているんだぞ!どけどけどけどけ!!」


(※残り10周。チャンピオン争いは、あっさりと決着を迎えた)

優希「ん、ん?何かおかしいぞ?? 変なバイブレーションがあるぞ。…おっと?おっとっと?

…ぁあ!!ハンドルが効かん!頼むっ!!言うことを聞いてくれ!!」

和史「ん?前の車…。

…ちょ、ちょまちょま!
うわぁ!!!」

(※リーダーだった優希の車が右リアタイヤのバーストでスピンクラッシュ。和史が巻き添えに。)


直樹「…ん? フルコースイエローだ。何でだろ?

…何ィ?!和史がリタイアだぁ?!
…これで、俺のチャンピオンが確定…。」


(※レースが、残り5周でリスタート。直樹は、5位に)

直樹「こうなったら、最後の最後まで、俺は楽しませてもらうからな!」


(※レース終了。直樹が逆転優勝。チャンピオンも奪取。)

直樹「よっしゃ!

…って言いたいけど、何か納得いかないんだよなぁ。最後の最後で、あんな幕切れだなんてさ。俺は、こんな終わり方は望んではなかった。やるなら、直接バトルしたかったんだけどな…。」


(※表彰式を終え、和史の元へ。手首に、軽度の怪我をしたようであった。)

和史「…チャンピオン、おめでとうございます…。」

直樹「和史… 。」


和史「…わかります、先輩の言いたいこと。私だって、もっと走りたかった。先輩とも戦いたかった。優勝して、ルーキーチャンピオンになりたかった!

…ですが、私には、まだ早すぎたようですね。まだまだ、未熟なようです…。」

直樹「…」


(※優しく、和史の肩をポンポンと叩く直樹。泣いているようだ。)

直樹「和史…。…お前は、お前は十分に強い。俺が見てきた中で、最強のルーキーだ。…いや、"ベテラン"だ。

悔しい最後だっただろうけど、ファステストラップを奪取するとは、なかなかのガッツだったぞ!

…俺は、お前と戦えて良かった。最後の最後まで、夢を見せてくれてありがとう…。」


(※和史の前で大号泣。やはり、納得はいってなかった2人。和史も、涙が零れる〈こぼれる〉。)

和史「…先輩、あ、あ、ありがとうございます…。うぅ…。」

直樹「ら、来年は、2人でチャンピオン争いを、レースを完走して終えような!!」

和史「は、はい!!
わ、私、次こそは勝ちますよ!!」

直樹「ニヒっ。俺だって、負けねぇぞ!!」

END


掛け合い⑤
(※これは、寛明〈ひろあき〉と真由〈まゆ〉の、兄妹恋愛を描いた、ショートストーリー)

真由「お兄ちゃん、起きてよォ~。」

寛明「…。(※寝ぼけている)」

真由「お兄ちゃ~ん。7時ですよ!1限目の講義に遅れても知りませんからね~。」

寛明「あ!やべぇやべぇ!遅刻する遅刻する…。遅刻しねぇように気をつけていたのに…。
…しかも、7時すぎた?!こりゃあかん…。

…て、今日は土曜日じゃん。アルバイトも補講(ほこう)もないからよかったけど…。

…頼むから、俺を弄ぶ(もてあそぶ)のはやめろ。」

真由「ニヒヒ…(*´罒`*)」


寛明「わかった、わかったから。今から起きます。我、起床す。着替えるから、俺の部屋から出てくれないか?」

真由「イ・ヤ・ダ! どうせ、私が部屋を出た瞬間に、また寝るんでしょ?バレバレだよ。」

寛明「そうじゃない。真由も、立派なJKだ。俺みたいなおっさんの着替えを見て、何か得になることでもあるのか?

俺は、おすすめはしない。」

真由「だってぇ~。マユは、お兄ちゃんの彼女なんだも~ん♪

ちゅ♡」


(※寛明の頬に、真由がチュウ。)

寛明「(照)」

真由「♡」

寛明「…いい加減にしてくれ。

わかった、着替える。その間、俺の漫画なり評論なり読んでてくれ。間違っても、読んだものを汚したり破いたりはするなよ?いいな??」

真由「は~い♪」


(※寛明、着替え完了。2人は朝食を済ませ、身なりを整える)

寛明「んで、どっか行きたいところとかあるのか?真由。最近、色々と新スポットがオープンしてるけど。」

真由「マユはね、"ららぽーと"に行きたいな♪あそこに、日本初上陸のファッションストアが沢山あってね。そこで、たっくさん買い物をしたいの。」


寛明「(あそこか…。あれ、俺の大学の最寄りにあるんだけどな。

…ま、いっか。)」

真由「いい?お兄ちゃん。(※下から目線で、寛明を誘惑)」

寛明「…OK。行こう。

そういえば、大学から、ららぽーとのクーポン券が支給されてたな。あれを使えば、安く手に入るはずだ。学生証提示も行けたはず!」

真由「お兄ちゃん!ナイス!

大好き♡ちゅ♡ (※唇を重ねる)」

寛明「…ありがとう。

さぁ、行くよ!遅れてもいいのかい?」

真由「待って!お兄ちゃん!すぐ行く!

ママ、パパ。出かけてくるね!行ってきます!」


寛明「(あーだこーだで、また行くハメになったけど。…ま、ゆっくりと探索できるという点では、良しとするか。クーポンも、さっさと処理しなきゃだし。

…1つ気になるとしたら、俺の知り合いがここでアルバイトしてるから、変な誤解を招かないようにしなきゃならん。)」

(※ららぽーとに着いた2人。既に列が為〈な〉されていた。)

真由「楽しみぃ!」

寛明「(…相変わらず、すごい行列だなぁ。)」

真由「お兄ちゃん♡今日はね、ワンピースに、コート、ドレスみたいなふわふわな服でしょ?
それでそれで、美味しいものも食べて、"お兄ちゃんとプリクラ"を撮って…。

…あぁ!候補はメモをしておいたんだけど、どれから買いに行こうか迷うなぁ~!」

寛明「(…こりゃ、俺の財布が宙を舞いそうだな。ま、ここ数ヶ月、外出らしき外出もしてないから、別にいっか。)」


(※ららぽーとがオープン。お目当ての店へと一斉にダッシュ。2人も走るが、流石はサッカー部キャプテンの寛明。ずば抜けて足が速い。)

寛明「…マユ、お前が真っ先に欲しいのは、所謂(いわゆる)、ランジェリーなんだろ?しかも、パステルカラーで可愛いやつ。

しかも、今日が福袋セールなんだろ?俺が先に走って確保しておいてやんよ。マユのことは、俺が一番知ってるからな!」

真由「お、お兄ちゃん…!お、お願いします!(※息せいている)

(ハァハァ…。いきなり走るだなんて…。)」


(※真由が、寛明のところに、"ようやく"追いついた。)

寛明「おらよ、これ。(※先程の福袋の確保に成功し、購入もしていた。)

先手必勝でよかったぜ。これを買う時、周りの人は全員驚いていたけどな!(笑) なんであんなゴツゴツな人が買ってるんだろうな? ってな。
(しかも、クーポンを使ってるんだから、ドン引きだよな。俺は後悔はしていないからな。 彼女へのプレゼントとだと思えば、どうってことはない!)」

真由「お兄ちゃん♡ カッコイイ♡ ちゅ♡ (※頬に軽くキス)」

寛明「…わかったよ。ありがとう(照)

…ほら、次行くよ?まだまだ買うものあるでしょ?売り切れても知らねぇぞ?」

真由「うん!行く行く!」


(※その後も、順調に買い物をしていく2人。時が経ち、現在、14時)

真由「お兄ちゃん、お腹空いちゃった。何か食べたいよォ。」

寛明「…確かに、買い物に夢中になりすぎたな。いちよ、マユの買うべきものは全て買えたし、俺も気になっていたものが買えたから、良かったかな。

よし!何か食べるとするか!」


真由「マユ、プレート料理が食べたいなぁ~。」

寛明「プレート料理だな?

よし!俺に任せろ!インスタ映えの店で、日本初を知ってるんだ!予約もしてあるし♪」

真由「お兄ちゃん!!」

寛明「さぁ、行こう!お店の人に迷惑もかけたくないからね!」


(※2人が来たのは、オシャレなカフェ。料理のプレートがオシャレで、人気が高い。)

真由「いただきます。

…これ、美味しい!皿も可愛いし、サンドイッチも、食べたくないほどにキュートだし!
(お兄ちゃん♡ 素敵なお店の予約、ありがとう♡)」

寛明「そうか。そりゃよかった!

あ、このパンケーキもなかなかいける。
(予約して大正解!気に入ってもらえて良かったぜ!)」

真由「パンケーキ食べたい!パンケーキ食べたい!」

寛明「ほらよ! メープルシロップに溶けたバターがしっかりかかった、美味しい部分をどうぞ♪」

真由「やったぁ!」


(※2人は食事を終え、ゲームセンターへ)

寛明「それじゃ、先にプリクラでも撮るか。」

真由「うん!」


(※プリクラで撮影中)

寛明「(シャキーン! どうだ?俺、決まってるだろ? ( *¯ ꒳¯*)どやぁ)」

真由「キラッ☆(ゝω・)V
(私、輝いてる?)」


真由「お兄ちゃん♡ こっちこっち!」

寛明「お、あれだな!よし!」

真由「お兄ちゃん♡ 大好き♡」

寛明「マユ、愛してる!」


(※2人は、抱きしめ合いながら唇を重ね合わせる。プリクラ撮影の残りが数秒だったはずだが、長いように感じた2人)

真由「出てきた出てきた! これ、お兄ちゃんとの思い出♪」

寛明「マユとの思い出だ!大切にしないとな!

…それとさ、真由」

真由「ん?何?」

寛明「俺にも、ヤリたいゲームがあるんだ。付き合ってくれるかい?」


(※周りを見渡す真由。とあるアーケードレースゲームに気づく。あれが彼の目的なのだろう。)

真由「うん!いいよ!

私も、お兄ちゃんを振り回しちゃってたからね。」

寛明「ありがとう!」


(※SWDC〈セガ・ワールドドライバーズ・チャンピオンシップ /実在のゲーム〉を楽しんだ2人)

寛明「よし!勝ったァ!見事な3タテ!
(俺の腕は、なまってなかったようだ!ヒャッフー!)」

真由「お兄ちゃん、強すぎるよォ…。ずっと2位だった。」

寛明「真由も十分強かったよ。2人のランデブーだったからね♪」

真由「(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…」


寛明「なぁ、マユ。

最後は、2人で協力プレイのゲームでもやろ?ゾンビを倒すシューティングなんだけど、俺がマユを護る。俺たちの愛が試されるんだ!」

真由「(お兄ちゃんと、愛を試す!)

うん!やるやる!」


(※ハウスオブザデッド〈実在のゲーム〉を楽しんだ2人。まさかの初見完全クリアを、ゲーム史上最速タイムで達成し、お店のヒーローに。)

寛明「マユ!やったな!いきなりクリアしちゃったよ!」

真由「うん!

それに、何か景品も貰えたね♡」

寛明「あぁ!後で開けよう!」


(※ららぽーとを後にし、帰路に着く2人。)

真由「(ृ ˘ ꒳ ˘  ृ  )ुすやすや」

寛明「よしよし。お疲れ様。今日は楽しかったな。

俺は、マユの幸せそうな顔が見られて幸せだったよ。」


(※夕焼けが沈みかける頃、2人は、1度家に戻り荷物を片付け、近くの公園を散歩していた。)

真由「楽しかった♡」

寛明「あぁ!たっくさん買えたもんな!」

真由「うん!

…後ね、お兄ちゃん。」

寛明「ん?どうした?」

真由「ぎゅー!」

寛明「アハハ。ぎゅ~。

好きだよ、マユ。ずっと一緒だからな。」

真由「うん!

ヒロ兄ちゃんは、マユのものだも~ん!誰にも渡さないんだから!」


(※再び交わると、長い時間抱きしめ合い、月夜に照らされるのであった。

まるで、彦星と織姫のように。)

END


掛け合い⑥
(※これは、尚子〈なおこ〉とその弟の龍司〈りゅうじ〉の、姉弟愛による、ちょっとした恋物語 )

尚子「こら、龍司。起きなさい?いつまで寝てるのかしら?

朝の8時よ。いい加減起きたらどうなの?」

龍司「…もう、お姉ちゃん。まだ8時じゃん。もう少し寝かせてくれてもいいじゃん…。(※ご機嫌ななめ)」

尚子「だ~め。今日は、私の遊びに付き合ってもらうの。拒否権は、な~し。」


龍司「…俺さ、昨日、野球の大会だったんだよ?先発ピッチャーとして、150球以上投げて、完投したんだよ?ホームランも、1試合に3本も打ったんだよ?

…身体(からだ)に休息を与えることも、重要なんだよ。」


尚子「…そういえば、昨日の試合、私のチアリーディング姿に夢中になっている、チームのキャプテンがいたらしいんだけど。

さて、どこの誰かしらねぇ~?
(※意地悪に龍司を見る。小悪魔な感じで。)」

龍司「…。(※布団で顔を隠す)」

尚子「素直でよろしい。」

龍司「…もぅ、わかったよ。起きます。おはようございます!

恥ずかしいこと、これ以上言わないでよぉ~。
(※若干、投げやり。)」

尚子「今日は、私が朝食を用意したから、さっさと食べなさい?まだ食べてないのは、アンタだけよ。

洗い物も、早く処理したいの。」

龍司「はいはい…。」


(※朝食を済まし、家事も済ませる。)

尚子「リュウ。今日は、"私と映画に来てもらう"からね。」

龍司「"エクストリーム・エイト(※架空の作品)"、だっけ?ガンアクションのやつ。」

尚子「アンタ、よく覚えてんじゃん。それよ、それ。前売りのペアチケットが当たったから、どうしようと思って、リュウにしたってわけ。」

龍司「ありがとう。」

尚子「いい気分転換になるんじゃない?」

龍司「なったらいいな♪」


(※少々おめかしをし、映画館に来た2人。周りから見ると、彼らは単なるカップルにしか思えない。)

龍司「ほらよ、ポップコーン。キャラメル味が好きだったよね?買ってきたよ。ついでに、ジュースも。」

尚子「ありがとう、龍司さん♡」

龍司「おう。」


(※チケットを手にし、いざ、劇場へ。)

尚子「楽しみ~。」

龍司「(まだちょい眠いから、寝るとすっか。ポップコーンは、また後で食えばいい話。)」


尚子「りゅ・う・じ・さん♡

間違っても、上映中に寝ようだなんて、考えないでよね。」

龍司「…あぁ、勿論さ。キミと、ずっと手を繋ぎながら観るよ!

(尚子、俺の考えをあっさり読んでんじゃねぇよ…。まだまだ眠り足りないのによ。)」


(※上映開始。2人は、手を繋いで終始観覧していた。)

尚子「( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎」

理由「(…仕方ないなぁ。姉さんのためだ。寄り添ってやろう。)」


(※映画が終演。)

尚子「楽しかったぁ~!」

龍司「確かに、面白かったねぇ~。」

尚子「私、あの映画のパンフレット買う!」

龍司「俺は、クリアファイルかな?上映前に見たけど、かっこいいんだ!

俺、買ってくるよ!尚子のも一緒に!」

尚子「龍司さん♡」


(※お土産を買い、2人はボーリングへ。)

龍司「…行け、頼む。

よっしゃ!ストライク!これで、5連続ストライク!」

尚子「リュウ、強すぎるよ…。」

龍司「姉さん、本当に鈍臭い(どんくさい)からなぁ。

見たことねぇよ、10連続ガター。逆に才能あるんじゃない?」

尚子「リュウにだけは言われたくないわよ! (-ω-´ )ぷい」

龍司「(ま~ただよ。姉さんの駄々〈だだ〉ごね。…スルーしとこ。)

…おっし、6連続ストライク!」


(※龍司の大活躍に圧倒され、自分のボーリングへの無能さを自ら露呈した尚子。)

龍司「おっしゃ!パーフェクトストライク!!

俺、プロボウラーの才能あるんじゃないかな? 俺も、まだまだ捨てたもんじゃないぜ!
(ヒャッフー!)」

尚子「…。」

龍司「ね、姉さ…。

…フハハ。フルガターじゃねぇかよ。
(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

尚子「…帰る。(※いじいじしながら)」

龍司「ねぇねぇ~。もう1ゲームしようよォ~(笑)。

なんなら、2ゲーム分で料金を支払ったから、少なくとも、あと1ゲームはしなきゃダメだよ(笑)?」


尚子「…は、ハンデちょうだいよ。

…私だって、姉(あね)としての威厳を見せたいのよ!」

龍司「いいけど、どんなハンデ?」

尚子「リュウは、バックペダルしながら玉を投げる。

私は、"子供用の、ボールを転がすアレ"を使う。」

龍司「ギャハギャハギャハギャハ!(≧∇≦)ブヒャヒャヒャ

すげぇハンデだよ!お、俺、ちいたことねぇよ!・:*ゞ(∇≦* )ぎゃはは」

尚子「…。(※顔が真っ赤)」

龍司「お、オケ(笑)。認めよう。ハンディキャップゲーム。

多分、結果は変わらないよ?」


(※2ゲーム目が終了。ストライク数は減ったはものの、スペアでカバーに成功した龍司に軍配。尚子も、フルガターだけは免れた。)

龍司「ほ~らね♪やっぱり俺の勝ち♪ 姉さんは姉さんだなぁ~、やっぱり。」

尚子「…。

何も言えない…。」


(※ボーリングにハッスルした2人は、日が沈んで暗くなり始めた帰り道を歩いていた。)

尚子「…あ、あのさ、リュウ。」

龍司「ん?何?姉ちゃん。」

尚子「1度さ、"ナオさん"って呼んで欲しいの。」

龍司「ナオさん♪

…もしかして、俺のこと好きでしょ?」

尚子「う、うん…。」

龍司「(素直だなぁ~、ナオ。率直な思いを俺にぶつけりゃいいのに。)」

尚子「…。」

龍司「俺も、ナオのこと、好きだよ。姉弟恋愛(きょうだいれんあい)は、道徳的(どうとくてき)にタブーだけど、ナオみたいな美人で知的な人は見たことがない。高校にさえもいない。

"俺には、ナオがいてくれないと困る"」

尚子「り、リュウさん…。」

龍司「親には、これは秘密だぞ。バレたらバレたで面倒だからな。

俺は、ナオに色んなことをしてもらいたいし、初めてやることは、ナオと一緒じゃなきゃ満足しない。
"ナオを欲してるんだ!"」

尚子「私も、"リュウを欲しているわ!"

リュウに支えてもらえてるからこそ、私がいるようなもの。姉としても頑張らなきゃだけど、リュウの彼女としても、い~っぱい支えてあげる!」

龍司「ナオ!」

尚子「リュ・ウ・たん♡」

龍司「愛してるよ!ナオ!」

尚子「愛してるわよ♡リュウたん♡」


(※一本の街灯が2人を照らし、満月が、交わる2人を優しく見守った。)

END

掛け合い集 Section2

掛け合い⑦
(※とあるプロ野球中継のワンシーン。この時、実況者一同は、選手以外の、とあるシーンを注目していた。)

実況(※以降、宇野)「現在、5対3で9回裏の攻撃。1アウトながら、ランナーは2塁と1塁。
バッターは、河北(かわきた)。同点の一打・サヨナラの一打は出るのか?
ピッチャーの山澤(やまさわ)。1球投げて、ストライク。外野は前進守備。」


(※屋外球場の一部から、大応援が聞こえてくる。アウェイのチームの攻撃のため、応援団は、ホームよりも、異常に少ない。)

宇野「あれだけの人数で、ここまで応援が聞こえてくるとは…。

凄い声量の応援が球場内に響いております。」

解説(※以降、石田)「ホームベース付近に我々はいますから、応援団との距離は結構ありますよ。」

宇野「あれだけの声援が飛べば、選手にとっては、十分に力になるはずです。

ピッチャー、第2球を、投げました。バッター、勢いよくバットを振ります。」


(※カッキーン!鋭い音と共に、高く遠くへと飛んでいくボール。)

宇野「打ちました。

…これはいいぞ。音も飛距離も勢いも十分だ!ボールが飛ぶぞ飛ぶぞ行くぞ、大応援団に向けて…。

届いたぁ!届きました!逆転のサヨナラホームラン!河北!勢いよく振り抜いた一打は、応援団への感謝のメッセージとなり、届けることに成功しました!!」

石田「完璧な当たりでしたね!文句無しの、会心の一打!この一球に全てをかけたといっても過言ではないほどの喰らいつきでしたからね。」

宇野「ゆっくりとベースを回ります。ガッツポーズも飛び出します!

ホームベースに戻り、塁を踏む!
逆転の、サヨナラの一打で、この、熱き試合に終止符が打たれました!」

石田「監督も、爆発力が我がチームには足りない、という話を口にしていましたから、喜びもひとしおでしょうね。
今日のMVPは、河北くんで間違いないでしょう!」

宇野「熱い応援のためにも、選手は力を振り絞って、彼らに応えます。
選手から、ホームランで、自分たちのチームにボールを届けることが出来たのは、チームとしても嬉しいことでしょう!」


(※ヒーロインタビューは、河北。笑顔で答えていった。)

宇野「河北選手、いい笑顔でしたね!」

石田「ここ2、3年は二軍で苦しい思いをしていましたから、ここでの一打は、復活の狼煙(のろし)と捉えても良さそうですね。」


宇野「試合は、明日も行われます。是非とも、ご覧のチャンネルで、"熱い応援"、選手の熱い戦いを、とくとご覧下さい!
本日のプロ野球中継は、ここまでです。明日も、お見逃し無く!解説は、石田さんでした。ありがとうございました!」

石田「はい、ありがとうございました!」

宇野「実況は、宇野でお伝えしました。」

END


掛け合い⑧
(※これは、田神〈たがみ〉と上峰〈うえみね〉のお話。田神は、1年以上もの連勤を経て、今日、久しぶりの休日である。)

田神「久しぶりの休日、か。かれこれ、1年くらいずっと働いていたし、半年以上は泊まりだったからな。家にいた時なんて、ほぼねぇぞ。

…とりあえず、テレビでも付けるか。」


(※テレビをつけると、占いをしていた)

キャスター「では、占いです。

今日、最も運が良いのは、"おとめ座"のアナタ!突然、嬉しいハプニングが起こりそう!あなたの将来が良くなること、間違いなし!
ラッキーパーソンは、"清楚な女性"です。」


田神「(今日は、運が良いらしいが、こんな独身男と一緒にいたい女なんているのかね?

俺は、あまり占いを信じないタイプだからな。)」


(※部屋を見渡す田神。ゴミ屋敷とは無縁の、清潔すぎる部屋。いつでも来客に対応できるよう、彼が心がけている。)

田神「部屋は、綺麗だな。仮に誰かが訪問してきても、中には入れられる。

新聞新聞っと。~どれどれ?『侍、インディでまた頂点に立つ』か。
…あ!そういえば、昨日だっけ?"インディ500(※実在のレース)"が行われてたねぇ。そういえば、その侍、ポールポジションを取ったらしいから、ポールトゥウィン、ってわけね。」


(※ピンポーン。チャイムが鳴る。)

田神「は~い。今行きます。」


(※ドアを開ける。そこには、白いレース姿の清楚な女性の姿が。)

上峰(うえみね)「おはようございます♪田神さん、お久しぶりです♪」

田神「あの、何処の誰ですか??宗教なら、受け付けてないんで。」

上峰「あっれ~?覚えてないんですか?

私ですよ。上峰綾子(うえみねあやこ)。貴方の同じ高校の後輩ちゃんですよ?

バスケ部で、マネージャーをしてたって。」

田神「…あ、思い出した!
ぶりっ子全開の、ウザったらしいマネージャー!!」

上峰「ピンポ~ン!大正解!」

田神「お前、あの後、変なこと起こしてないよな?」

上峰「全然です♪
寧ろ(むしろ)、1人で居るのが嫌になりました。

…あ。私、まだ独身ですから。」

田神「んで、俺と付き合えと?」

上峰「BINGO!」

田神「(…あながち、占いは間違ってなかったりするもんなんだな。)」

上峰「た~がみさん♪私、部活の時も、貴方にメロッメロでしたよ?(※上目遣いの誘惑)」

田神「メロメロになってくれてありがとう。
俺も、アンタにメロメロやった。

付き合ってやるよ。"永遠のパートナー"としてな。」

上峰「田神さん…!」

田神「小悪魔になるのはかまやしない。
ただ、やるなら、俺だけにしてくれ。他の男に振りまいたりでもしたら、タダじゃ済まさねぇぞ。

いいな?」

上峰「は…、はい!
(最初は、半ば冗談で話したつもりが、本当になってしまうなんて…。

これって、所謂〈いわゆる〉、嘘から出たマコト?)」


田神「そうと決まれば、俺たちは、今からはカップルだ。

よろしくな!アヤ!」

上峰「はい!
こちらこそ、お願いしますね♪

真(まこと/※田神のこと)さん♪」

田神「あぁ!
(正直な話、下の名前で呼んで欲しくはなかったんだけどなぁ~。

…ま、いっか。)」

(※2人は、しばしの間、抱き合った。)

END


掛け合い⑨
(※現在、透〈とおる〉は就職活動の真っ只中。…だが、未だに内定はゼロ。彼の母、悦子〈えつこ〉も、そろそろ心配になってきていた。)

透「…はぁ。(※深い溜息)」

悦子「透。アンタ、またやらかしたのね?

これで何度目かしら?」

透「…もういい。ほっといてくれ…。

とりあえず、大学を無事に卒業することが出来るようにしておくからさ。」


悦子「(トオルが、あんな感じに落ち込んでいるけど、実は、内定、私が隠しているのよね…。

亡くなった、我が夫の仕事。それの引き継ぎ。)」


悦子「トオル?1つ、話したいことがあるの。
嬉しいニュースよ。」

透「…なんだよ、母さん。1人でボケっとしていたかったのにぃ。」


悦子「アンタ。実は、内定、出ていたのよ?」

透「はぁ?何で急になんだよ??

どうせ、エイプリルフールだから、嘘でした~♪なんて言うつもりなんでしょ?」


(※日付が変わり、4月2日。今日は、"嘘はつけない日"である。)

悦子「本当よ。ほら!」

透「ん?なになに??

"高山(※透家の苗字)大和の職を、高山透に引き継がせることを、ここに証明する。"」

悦子「皆とは別の方法になるけど、内定は、出たのよ。」

透「…うん。父さんの為(ため)にも、俺、やるよ。
父さんがやれなかったこと、俺が代わりに達成させてやる!!」

悦子「その意気よ!トオル!
ファイトファイト♪」

END


掛け合い⑩
(※これは、泰幸〈やすゆき〉と輝政〈てるまさ〉の2人の男のお話。)

泰幸「…はぁ。参ったなぁ…。」

輝政「ヤス(※泰幸のこと)、一体どうした?そんなにため息をついて。
何かあったのか?」

泰幸「…いや、何でもない。」

輝政「嘘だね。いつもの嘘と、全然様子が違う。

頼むから、何があったか教えてくれ。俺たち、ダチだろ?」


泰幸「…なら、言うよ。

俺、告白したら振られたんだよ。」

輝政「ふんふん。それだけ?」

泰幸「んで、その女、俺の弟と付き合い始めた。

"結婚する"なんて言い出した始末…。」

輝政「(笑)」

泰幸「…お前、そこ笑うところか?」

輝政「だ、だって…(笑)。

お前、付き合った相手って、必ず他人にとられるやん。ハハッ。
前なんて、俺のものになっちまったもんな!(笑)」

泰幸「…ハァ。

…どうせ、俺には彼女なんてできませんよぉ~だ。
( ̄ ^  ̄ ๑))プイッ」

輝政「またまたぁ!
す~ぐそうやって、へそ曲がりになるんだから。」

泰幸「Leave me alone!(リーブミーアローン!/※ほっといてくれ!という意)」


(※泰幸が帰宅後、自宅にて)

泰幸「…やっぱり、俺には女なんて出来なかったんだよ。彼女も、セフレも。人妻や教師に手を触れるなんてもんは、言語道断(ごんごどうだん)だからな…。

それなら、いっその事、死んだ方がマシだ!」

(※その後、泰幸は、自宅で、焼酎4Lのペットボトルを一気飲みし、急性アルコール中毒により、死亡。)

輝政「すまんな、泰幸。
俺、彼女と結婚するんで♪(笑)

残念だったな。反省はしてねぇよ!アーハッハッハ!アーハッハッハ!」

END


掛け合い⑪
(※これは、雪菜〈ゆきな〉と智恵〈ちえ〉のやり取り)

雪菜「(´Д`)ハァ…」

智恵「ん?どうしたの?雪菜。そんなに落ち込んじゃって。」

雪菜「あ、智恵。
あのね、もうすぐ梅雨だなぁって。さくらが綺麗だなぁ、なんて関心していたら、すぐに雨の季節でしょ?何だかね…。」

智恵「わかるよ、その気持ち。
私も、梅雨は嫌いよ。濡れるし、寒いし、夜は、雨の音で眠れないし。落ち込むわよねぇ。」

雪菜「それもそうなんだけど…。」

智恵「そうなんだけど、…?
どうかしたの?」

雪菜「そんなことを口にすると、次は、"暑いの、嫌だなぁ"なんて言いそうで…。」

智恵「!」(※何かに勘づく智恵)

雪菜「わかってくれる?」

智恵「そうして、次は紅葉(もみじ)、さらに、"寒いの、嫌だなぁ"って事でしょ?

時間が過ぎるのが早いんでしょ?」

雪菜「ウン (*。・・。)( 。. .。 *) ウン♪⑅*」(※頷く雪菜)

智恵「もっと素直に言いなさいよ、雪菜。私も、同じよ♪」

雪菜「ちいちゃん…!」(※ちいちゃんとは、智恵のこと)

智恵「さぁ、早く次の講義に行こ?遅刻するわよ。」

雪菜「うん!行く行く!」


END


掛け合い⑫
(※これは、高校生の奈美〈なみ〉と、その担任の優衣〈ゆい〉のやり取り。)

優衣「それで、奈美はどうするの?進学するの?就職するの?」

奈美「…進学。」

優衣「進学?どこの方に行くとか決めてるの?決めてないと、貴女の今後が危うくなるのよ?」

奈美「どこだっていいじゃん!入試にさえ受かれば、どこだっていいんだし。

…先生には関係ない。」

優衣「私には関係ない?! ふざけないで!!」(※ブチギレて、台パン)

奈美「これは、私の決めること。先生に指図されても、結局は私が決めるんだもん。

優衣に言われる筋合いはない。」


(※優衣が、奈美に向かって、思いっきりビンタ)

優衣「ナミ!!
…あんたねぇ、教師の気持ち、分かってないでしょ?!

ナミの気持ちも、分からなくはないわ。確かに、私のクラスで、まだ進路が確定していないのは貴女だけ。
…でも、だからこそ、心配なの。奈美が、無事に次の目的地に着けるように、それのサポートをするのが、私、教師の役目。」

奈美「でも…」

優衣「(※食い気味に) それがダメなの!なんで否定するのよ?

…私、聞いたわよ、貴女の親御さんから。本当は、マスコミ関係に就職したいって。それの勉強がしたいって。
…素直に言ってくれたら、そのサポートしてあげるのに。」

奈美「(ママ、何してくれてんのよ…。あれだけ、しなくてもいい、しなくてもいいって、しつこく口にしたのに。)」

優衣「安心して、奈美。貴女の行きたい大学に、推薦で受験できるようにしておいたから。

成績は申し分ないし、生活態度も問題ないから、後は、受けるだけ。」

奈美「せ、先生?」

優衣「何かしら?奈美。」

奈美「わ、私、受かるよね?」

(※優衣は、何も口にせず、奈美の掌に、お守りを、そっと置く。)

優衣「…やってあげなさい?

これが、私のメッセージ。」

奈美「(*^^*)」

優衣「貴女なら、やれるわよ!」

奈美「はい!頑張ります!!」


END


掛け合い⑬
(※これは、留莉〈るり/女性〉と涼司〈りょうじ/男性〉のお話である。)

涼司「最近、何かと物騒だよなぁ~。薬物とか汚職はもとより、恋愛とかの人間関係での、俗に言う、人権侵害ってやつ?
嫌だよねぇ。

(´Д`)ハァ…」

留莉「あ、涼ちゃんじゃん。どうしたの?そんなに落ち込んで。」
(※涼ちゃんとは、涼司のこと)

涼司「あ、留莉か。そんな所にいたのか。

…いや、何でもない。」

留莉「…聞いてたよ、涼司の独り言。

色々と悩んでるみたいね。」

涼司「留莉には関係ないからいいだろ?俺の問題さ。」

留莉「そう?

彼女が出来ないから、それを悔やんでるんでしょ?ヤッたこともないのに、しょげちゃって。それでも、アンタは男なの?」

涼司「お前はいいさ。彼氏がいるし、楽しんでるし。

俺は、そんな楽しんでるヤツらの裏で、馬鹿みたいに働いてるからな?"穴埋め"的なものさ。一日中働かされてる土日。休みなんてもん、支えてくれるパートナーなどいねぇ。

…己(おのれ)を鼓舞しながらやってんだよ。1人で狂ったように働いてんだよ!お前らのためにやってやってんだよ!!」

(※壁を、思いっきり蹴飛ばす)

涼司「…ざけんじゃねぇよ…。(泣)」

(※留莉が、涼司の肩を、ポンポンと軽く叩く)

留莉「大丈夫。

…私、アイツと別れたから。」

涼司「…え?」

留莉「私、アイツに裏切られたのよ。当たり前のように、ほかの女とイチャついているし、楽しんでいるし。

あんな男、捨てるに限るわよ。」

涼司「(男って、面倒なんだな…。異性と付き合うことに、抵抗がでてきた…。)」

留莉「…でも、りょうちゃん。アンタは別。女の人と話は上手くできてないようだけど、経験を考えれば、仕方ないわよね。」

涼司「堂々とディスられた…。
(´;ω;`)」

留莉「あたしでいいなら、付き合うわよ。

真面目だし。…最近、疲れてそうだし。」

涼司「留莉…。」

留莉「疲れているなら、私に電話して!いいわね?!」

涼司「…は、はい!!
(`・ ω・´)ゞビシッ!!」


END


掛け合い⑭
(※これは、レオン、ジョー、ナオミの3人のお話。レオンが、日本での留学から帰ってきてからのやり取り。)

ジョー「なぁ、レオン。日本、どうだったの?ブランクがそっちに行ってたけど。」
(※ブランクとは、彼らの国の大統領である。)

レオン「日本?

全然悪くなかったぞ。良かったぜ。」

ナオミ「ねぇねぇ、教えてよ!日本での生活!

食べ物とかは?一日の流れは??」

ジョー「ナオミ。落ち着けって。

レオンが、困ってるぞ。」

レオン「大丈夫だよ、"ジョン "。」

ジョー「俺は、"ジョー"!

"ジョン"じゃないってば!!
ι(`ロ´)ノムキー」

ナオミ「www」


レオン「んじゃ、話すとしよう。

一日の流れだけど、学校生活は、こっちのと何ら変わりない。ランチは、"ジャパニーズスタイルのカフェテリア"を、日本の学生と楽しんだね。美味いし、安いし、ボリューミーで、最高だよ!」

ナオミ「例えば、どんなのがあったの?」

レオン「例えば、"トンカツテーショク"。500エンするんだ。
ライスに、ミソスープに、スライスされたキャベツとアツアツのトンカツが乗ったやつでね。ソースが、大根おろしのソース、ミソソース、とんかつソースの3種類があってね。俺は、ミソソースが1番好きだったね。

それが、美味しいだけでなく、ボリューミーでボリューミーで。お腹がいっぱいになるんだよ。

『日本には、こんなにも安くて美味しいものがあるのか!』って、思わず思ったね。」

ナオミ「美味しそう♪」

ジョー「それだけでいいのか?ナオミ。まだまだありそうじゃねぇのか?」

レオン「後は、同じ500エンでも、さらに豪華なランチがあったよ。

"デイリーランチ"って言うのかな?毎日、メニューが変わるものがあってね。それが、トンカツランチよりも、さらに凄かった!

特に凄かったのは、ライスにミソスープ、ジャパニーズピクルス、カキフライが5個に、アジフライが2枚。エビフライも2個。そして、ポテトサラダに、トマトソースのスパゲッティが少し。さらに、フルーツポンチが少し。」

ナオミ「嘘でしょ?!

羨ましいわ…。そんなにも、豪華なものが、日本の大学にあるだなんて…。」

ジョー「レオン。

それって、前、シンスタに挙げてたやつ?」

レオン「そうだよ。お前のイイネ、見えてたぞ。

思わず、笑ったけどね。ジョン♪」

ジョー「だ・か・ら!(怒)

俺は、"ジョー"だっての!!(怒)」

レオン「スマンスマン。」

ナオミ「生活の方は?どう??」

レオン「基本は、自炊だね。洗濯に料理、掃除も、全て自分でやってたよ。

俺は、たまたま、家で何でも1人でこなせたから、こっちでも楽だったよ。
困ったことがあるとしたら、日本のスーパーマーケットかな?現地の友達に、色々と教えてもらいながら買い物をしたけど、もしかしたら、日本の方が、こっちのよりも、結構いいんじゃないのかなぁ?」

ナオミ「例えば?」


ジョー「"生鮮食材の、力の入れよう"さ。野菜と肉が、それに該当する。
生産地や生産者を、イラストを多用して紹介してくれてるし、生産者の顔写真も載せてくれてるから、目で理解しやすいんだよ。

日本には、俺の両親が、少しだけ生活していたんだけど、日本のスーパーマーケットは、異常なほど好きだったな。

『生産したものを、出荷して、店の売り場に出してからも、顔写真を出すということは、相当な自信があるんだろうな。実際、美味しいから、やっている価値は十分にあるね。』って、親父が言ってた。」

ナオミ「そうなんだ。」

レオン「ジョーの言う通り。まさにそれ。

服に関しては、スーツやコートは、"クリーニング屋"って所に、お金を払えば綺麗にしてくれるんだよ。Tシャツやズボンは、洗濯機で十分だったよ。」

ナオミ「いいなぁ~。
2人とも、日本の経験があるだなんて。

ジョーに関しては、今も、お父様(おとうさま)が、岐阜県にいるんでしょ?」

ジョー「そうだよ。
"都会な日本"ではなく、"田舎な日本"に住んでるけどね。

田舎なんだけど、こっちよりも、空気が美味しいんだってさ。実は俺も、つい最近、3泊4日で、親父の日本の家に泊まりに行ったけど、空気がマジでウマい。
お昼寝も、最高だった。」

ナオミ「2人とも、いいなぁ。

私だって、日本に行きたい!」

レオン「なら、行くか?」

ジョー「今度、日本のサブカルチャーである、"コスプレ"ってものを、レオンと見に行くんだけど、ナオミもどう?」

ナオミ「行く行く!

私、"トーケンランブ"ってやつ?そんなアニメが気になって気になってさ。それに、ジャパニーズアイドルのアニメも気になっていてね。

生で会えるんでしょ?」

ジョー「そうだよ」

ナオミ「なら、行くしかないじゃない!

私、行くわ!」

レオン「OK♪

そうと決めたら、早速、飛行機のチケットを予約するぜ♪」

ナオミ「待っててね!私のニッポン!!」


END


掛け合い⑮
(※これは、ナオミとエルザとクリスの3人のやり取り。ナオミが、初めての日本への旅行から帰ってきて、その感想を話していた。)

エルザ「ナオミ♪おかえり♪

どうだった?初めての日本は。」

クリス「キミ、ずっと楽しみにしてたもんね。日本へ遊びに行くこと。」

ナオミ「最高よ!

食事が美味しいし、人が優しいし、空気も綺麗だったわ♪」

エルザ「レオンとジョーが、あれだけ日本を推していたものね。

やっぱり、彼らの言う通りだった?」

ナオミ「本当に、その通りだったわよ!

スーパーマーケットが凄いのよ!生鮮食品は尚更(なおさら)なんだけど、香辛料の種類の豊富さは、負けてないわね。ジャパニーズスパイス、素晴らしいわ!」


クリス「そういえば、キミがメインにしていた、"コスプレ"って言うものはどうだったの?
こっちのニュースでも、ジャパニーズコスプレは凄い、とか何とか言ってたけど。」

ナオミ「もうね、アニメの世界に迷い込んだみたいだったわよ!

あ、イベントのチケットだけど、レオンのパパが予約してくれてたの!」

エルザ「アニメの世界かぁ~。」

クリス「日本のアニメは、こっちのよりも、可愛いしカッコイイし、クールだからね。

しかも、サムライキャラクターのアニメが凄かったらしいね。」

ナオミ「そうなのよ!その、サムライアニメって言うのが、"刀剣乱舞"って言うの。

あれはまさに、"モダンサムライ"ね♪」

エルザ「トーケンランブ?」

ナオミ「そうよ。"刀剣乱舞"♪

ヤゲントーシローってキャラクターが1番好きで、それのコスプレを見たら、1発でそのキャラクターだってわかったわ!

わざわざ、私のグランパに頼んで、一眼レフカメラを買ってもらったかいがあったわ!その、コスプレイヤーさんのポージングが、カッコイイの!ウインクもしてもらったから、さらに愛しくなったわ!」

クリス「噂によると、"ビジネスカード"の交換をするって聞いたけど、したの?」

ナオミ「ビジネスカード、交換したわよ♪

って言っても、SNSにおける、自分のアカウント名とそれの連絡先を載せただけのものよ。
目的は、撮影したお写真を、その方に送るの。」

クリス「へぇ。」

ナオミ「もし、カードがなくても、スケッチブックに、その方の情報をまとめてあるから、それを写真に撮って、後で、フォローしに行くって感じ。

日本語は、あの2人に教えてもらいつつ、タクマ先生に手伝ってもらったわ。どんなメッセージを送れば良いのか。」

クリス「なるほど。

全身で、日本の文化や日本語を学べたんだね。」

ナオミ「そういうこと♪」

エルザ「いいなぁ。日本に行けて。お写真が撮影できて、日本人と仲良くできて。

私なんて、日本どころか、海外に行ったことがないわ。」

クリス「俺は、また、日本に行くよ。

再来月から、そっちへ、留学に行くんだ。レオンから、話は色々と聞いているからね。」

ナオミ「私は、来月の長期休みに、ジョーと2人で、日本へデートに行くんだ♪

ジョーのパパが、私を気に入ったらしくてね。元々、彼の家とは仲が良い、って理由もあるんだけどね。」

クリス「この留学を通じて、日本語だけじゃなくて、日本のサブカルチャーも勉強してくるよ!」


エルザ「みんなばっかり、ずるい~!

私だって、初めての海外旅行は、日本にするんだから!」

クリス「なら、今のうちに、日本語をマスターすべきだね。」

エルザ「アンタにだけは言われたくないわよ!クリス!」

ナオミ「www」

エルザ「ナオミ!アンタも同罪よ!

"私をこれ以上、置いてきぼりにしないでちょうだい!!(怒)"」


END


掛け合い⑯
(※これは、タクト、エイジ、ユウナの3人による掛け合い。)


タクト:ユウナ、やっほぉ♪

ユウナ:あ、タクト!やっほぉ♪今日も一日、お疲れ様♪

タクト:ありがとう。ユウナも、お疲れ様♪
今日も今日とて、暑かったねぇ。

ユウナ:本当よ。急に暑くなっちゃったから、身体がついて行かないわ。

タクト:アイスの欲しさが、喉から手が出るほどって感じだったよ。

ユウナ:私、さっき食べてきたわよ♪スーパーカップの、いちごのショートケーキ味♪美味しかったわ♡


エイジ:おやおや、お2人様。とても仲が良さそうなことで。
カップル、とでも申しましょうか?

タクト:お、"じいさん"だ!じいさんよ、何かアイスクリーム買ってきて。じいさんの奢り(おごり)でね♪

ユウナ:あ!私も、アイスクリームをお願いしようかな。私は、クーリッシュのチョコレート味で♪

エイジ:お前らなぁ…(怒)。
俺は"ジジイ"じゃないし、あんたらの執事でもない。アイス奢りなんだけど、"ユウナ姫"の分は買ってくるよ。もし、そのクーリッシュの味がなかったら、何がいい?

ユウナ:私を"姫"と呼ばないで!
そうねぇ…、クーリッシュのバニラ以外があればそれにして。最悪、バニラでもいいわよ。

エイジ:かしこまりました。

それでは、買い出しに行って参ります。

ユウナ:(。・ω・)ノ゙ イッテラッシャーィ♪

タクト:おい、エイジ!エイジ!!

…ったく、俺の注文にも応えて(こたえて)くれよ…。

ユウナ:たっくんたら♡
うふふ♡

タクト:笑い事じゃねぇよ。どれだけ俺はアイツに振り回されなきゃいけねぇんだよ。

…アイツとは、10年来(らい)の付き合いだけどさ。一向に馬が合う時がない。不思議なもんさ。

ユウナ:もしかして、"不仲"?

タクト:かもな。その可能性が高いと、俺は思ってる。


エイジ:姫!ただいま戻りました!

こちら、チョコレート味のクーリッシュに十六茶、ランチパックのたまごとイチゴジャムのを購入致しました。

ユウナ:あら、お気遣い(きづかい)ありがとう。これで、今晩は決まりね。あまりお腹も空いていないことですし。

タクト:執事。俺のは?

エイジ:お前は自分で買え。俺に頼るなんて、ガキじゃねぇんだからさ。

タクト:俺が"ガキ"、だぁ?!

言ったなぁ?!テメェ?!ヽ(#`Д´)ノ

ユウナ:タクトくん、落ち着いて。ね?

後で、私のパンを少しあげるから。

タクト:…すまない、アユミ。

エイジ:俺、そろそろ行くわ。アルバイト先の食事会に遅れると困るからさ。

ほいじゃ、またな!

タクト:またな。

ユウナ:ばいばーい( ´∀`)/~~


タクト:ハァ…。ε-(´Д` ;)

俺、少し言い過ぎたわ。あれはやりすぎた。

ユウナ:たっくん…。

タクト:今度からは気をつけないとな、俺。

ユウナ:本当に気をつけてね?

タクト:あぁ。

ユウナ:私は、悪口を言わずに、冷静に物事に応じてくれるたっくんが好きだよ♡♡

タクト:ありがとう。俺も、何とかして直す。

大好きだよ、ユウナ♡

ユウナ:たっくん♡ ちゅ♡♡


掛け合い⑰
A:待たせたな!キミたち!
俺たちが来たからには、もう安心だ。

B:現れたな!ヘルハウンド一族のボス、"ドルグレイク"!今日がお前の命日だ。

…残念だったなドルグ。お前の命は、もうない。

A:とか言いつつ、Bはもともとヘルハウンド一族の元トップだからな!

ドルグレイクが現れるまでは。

B:A!それは言わなくていい!また、奴が高笑いをするだけだ。
思い出すだけでも胸焼けしそうなものを、お前はすぐに口に出すからな。

A:ま、それが俺さ。

…そんなんはどうでもいい。
貴様は、これまでのヘルハウンド一族を崩壊させ、独裁状態を形成していた。恐怖だけで全てを牛耳った。一族は不安を募り、反逆のための"その時"を待っていた。
今か今かと待っていた。

B:そして、俺は一族とは縁を切り、ヘルハウンド一族とは敵族関係であった"ロレンソン一族"の一員となり、寝返った。

だが、この行動は正解だった。彼らも、ドルグレイクにやられていたからだ。
"何としてでもアイツを撃退し、恐怖から解放されたい。"そんな思いを持っていた。

そしてロレンソン一族を私が率い(ひきい)、ここまでやってきた。
戦死した彼らの意思を・情熱を我々が受け継ぎ、"ヘル・ロレンソン同盟"となった。

貴様を倒すため。

A:さぁ、これでおしまいだ!

喰らえ!"napalm hammer (ネイパームハンマー)"!

B:必殺!"デビルズクラシカルフィナーレ"!

これまでの所業(しょぎょう)を省みる(かえりみる)ことだな。


A:…みんな、やったぞ。ドルグレイクは、消滅した。

B:これで我々の各一族は、また復活できる!

A:お前は、ヘルハウンド一族に戻るのか?

B:…気持ち的にはありがたいけど、このままでいく。

代わりに、我々の関係であった敵族関係を、これで終われるように努める(つとめる)よ。関係が改善されて、友好関係になれたら、もしかすると一族に復帰するかもね。

A:…てことは、とりあえず俺たちはここでお別れか。

B:あぁ、そういうことだ。

A:ほいじゃ、またな!B!

B:ほいじゃ、またな!A!

(※AとBですが、名前を代入してもらっても構いません。)


掛け合い⑱
(※これは、タクミとワカナの2人の掛け合いです。)


タクミ:わ~かな♪ぎゅ~♡

ワカナ:…ありがと、たっくん(照)。

タクミ:相変わらず、照れ屋で恥ずかしがりやなんだから~!w


ワカナ:…別に、アンタだから照れてるってわけじゃないんだから。
…元々、…は、恥ずかしがり屋だけ、なんだから…。

タクミ:ほ~ら♪ま~たそうやってモジモジしてる。

…俺は、キミのそこが好きなんだ。焦らし(じらし)に弱いところが♪

"もっと、素直になっていいんだぜ?ワカナ。"

ワカナ:もぉ!ε٩(๑> ₃ <)۶з

タクミ:ハハッ。

大好きだよ♡ワ・カ・ナ♡♡

ワカナ:…ワタシの方が、もっともっとも~っと、大好きなんだからね!タ・ク・ミ!!


掛け合い⑲
(※七夕限定掛け合い。泰史〈やすふみ〉と愛南〈えな〉のやりとり。)

泰史:なぁ、愛南。

愛南:はい。泰史さん。

泰史:俺たち、七夕の日にさ。夜の小川を散歩しているわけだけど、涼しくて気持ちいいと思わないかい?

愛南:確かに、涼しいですね。人影もほとんどなくて、2人で歩くのにピッタリです♪

泰史:それでさ。

織姫と彦星も、天の川だっけか?2人で川沿いを散歩してるのかなぁ?ってね。こんな風に。

愛南:どうなんでしょうね?

泰史:エナはどう思う?

愛南:私は、今の私たちみたいに、散歩していてもおかしくないと思いますよ?
ニコニコしながら、思い思いの話で花を咲かせているのかもです。

泰史:なるほどなぁ。

愛南:ヤスフミさんはどう思いますか?

泰史:俺か?

俺は、川の近くの公園で、ピクニック的なことをしてるんじゃないのかなぁ?ってね。織姫の手作り弁当を笑顔で頬張って(ほおばって)いたり。

愛南:なるほど。

泰史:そういえばさ、エナ。その、少し大きめの、バケットってやつかな?そんなカバンの中は何なんだ?

時間的には、夜の8時になりかけだけど。


愛南:この中は、"私の手作りお弁当"なんです。

お腹、空いていますよね?ヤスフミさん。私がデートの時間を選択した理由はこれなのです。
ちょうど、近くにベンチもあることですし。

(※ぐぅ~。泰史のお腹の音が鳴る)

愛南:ありゃ?この音は。

泰史:すまんすまんw。腹が減っちゃってさ♪(笑)

なら、頂こうかな?ナイスタイミング♪


愛南:はい、どうぞ♪お茶もどうぞ♪

泰史:ありがとう。
それじゃあ、オープン♪

すげぇ!俺の好きな野菜たちがたっくさん!色合いも最高!うまそ~♪

愛南:どうぞ。頂いてくださいな♪

泰史:いただきます!

…美味しい!本当に美味しいよ!お茶も美味いし♪
(彼らも、今頃、俺たちと同じことしてんのかなぁ?)

愛南:ありがとうございます♡

(やったぁ!喜んでもらえた!私、幸せです♡)


泰史:ご馳走様でした。

お弁当を用意してくれてありがとう。満足だよ!

愛南:それは良かったです♪


泰史:…それで、さ。

愛南:?

泰史:エナの美味しい食事を、もっともっと食べたいなぁって。

一緒にパンやスイーツも作ってみたいなぁってね。
俺の仕事場なら、流行のフルーツとか野菜とかを扱っているからさ、それを採り入れた、最新グルメを作りたいなぁ。
(๑ -∀• )ナンテネ

愛南:うふふ♡

私でよろしければ、お手伝いしますよ♪
勿論、後片付けもお願いしますよ?

泰史:了解♪

俺と、結婚してくれるよね?エナ。

愛南:えぇ、勿論。こんな私ですが、これからも末永くお願いしますね♡ヤスフミさん♡♡

泰史:こちらこそ、末永くお願いします。エナさん♡

愛南:(こんな形のプロポーズも、案外、悪くないのかも♪)


泰史:"星降る夜に!"

愛南:"私たちの願いを込めて☆"


掛け合い⑳
(※七夕限定掛け合い。これは、竜城〈たつき〉と有里〈ゆり〉のやりとり。)

竜城:私は、どれだけ貴女のことを思い続けていたのだろう。夜の星空を見ては常々思ってしまうのだ。

今、貴女は何を思っているのでしょうか?

有里:今日は何の日だっけ?

…あ、思い出した。"七夕"だったわ。星空も、いつも以上に素敵ね。
何だか、あの時の彼を思い出すわ。そっと手を差し伸べては私を助けてくれた貴方。

貴方、今は何処(いずこ)へ…。

竜城:…あ、あの人、どこかで見覚えがあるぞ。誰だっけ?

思い出せない。でも、何か思い当たるものがある。
思い出せ、自分。

有里:…あ、あの時の人だ。

すいません、少しよろしいですか?

竜城:あ、はい。何でしょう?

有里:貴方、以前、私を助けてくれませんでしたか?

強盗か何かに襲われそうになった時に、無言で私を助けてくれた。

竜城:…あ!あの時の!

あの時は、お怪我はございませんでしたか?今も、後遺症的なものはありませんか?

有里:いえいえ。大丈夫です。
あなたのおかげで、犯人も捕まったことですし。

それよりも、あなたこそ、あの時に怪我を負っていたような気が…。

竜城:確かに、少々切り傷や擦り傷を作ってしまいましたが、これくらいの怪我、どうってことはありません。多少の流血も、別に何も思っていません。

有里:良かったぁ。

そう言えば、まだ自己紹介がまだでしたね。
私、"高谷有里(たかたにゆり)"って言います。有里さん、って呼んでください。

竜城:ありがとうございます。

私は、"氷城竜城(ひょうじょうたつき)"と申します。竜城さん、とでもお呼びください。

有里:竜城さん…。

竜城:有里さん。

実は、あなたを助けたあの時、少しドキドキしていたのです。有里さんが可愛くて素敵だと。
たまたま助けた方なのに、何か運命的なものを感じてしまいました。

有里:竜城さん、ありがとうございます。

実は私も、あの時、お礼を言いたいなと思っていて気にかけていましたが、まさか、こんな所で出会えるだなんて。

竜城:これもまた、織姫と彦星の関係みたいな感じですね♪

有里:1年に2回も彼らは合わないけどね(笑)。

竜城:そうですね♪(笑)

有里:それで、何か私にあるのですか?

竜城:…実は、あの、その…。

有里:?

竜城:(この際だ。言ってやれ!俺!)

私と、付き合ってください!

有里:はい?!

竜城:あなたが既婚者かどうかは申し訳ございませんが私にはわかりません。何せ、あの時に助けたきりですから。

ですが、あの日から、夜になると必ずと言っていいほどあなたのことを思うのです。果たして、私のことをどのようにお思いなのかと。

有里:竜城さん…。

竜城:こんな私で宜しければ、よろしくお願いします!

有里:ありがとうございます。

私は、既婚者ではございません。周りから、早く結婚しろとうるさいですが(笑)。
そして、あなたに関しては、テレビのニュースで知ったのですが、警備会社の方で、命をかけて人を護っていると。

私の専属ガードマンとして、是非とも護衛をお願いしますね♡

竜城:…!有里さん!

…ということは!

有里:私からも、よろしくお願いしますね♪竜城さん♪

竜城:はい!喜んで!

"決して、あなたを1人で苦しませたりはさせない。私があなたを護ります。"

有里:こうなると、"プロポーズ"ですね。

織姫と彦星にも証人になってもらわないと、ですね♪

竜城:そうですね♪

星降る夜に、私たちの誓(ちかい)を。

"愛しております、有里様"

有里:様付けはしなくていいのですよ。
(でも、ちょっと嬉しいかも♡)

私からも、星降る夜に誓(ちかい)を。

"愛しております♡竜城さん♡"


掛け合い#21
(※七夕限定掛け合い。織姫と彦星による、架空のやりとり。)

織姫:皆!今年も、お待たせ!

彦星:今年も我々の出番です!長い間待たせてしまい、申し訳ありませんでした。

織姫:私たちは、いつも空からあなたたちを見守っているわ。直接会えるのは、一年に一度。7月7日だけ。

今年は日曜日が該当するらしいから、お出かけしたりする方も多いのかしらね。

彦星:この日が終わると、私たちは、また空に戻り、皆を優しく見守るよ。
何も声をかけてあげることは出来ないけど、"頑張る姿なら、誰よりも1番見ている"。

織姫:皆の姿がより近く感じられるのは、その日だけ。ロマンチックな物語も多いそうだけど、私たちも私たちで大変なんだけどね。

彦星:苦労が多い分、この日への思いは大きい。

みんなの願い、短冊に書かれている願い、きちんと私たちの元に届いているよ。

織姫:叶えられるかどうかは、最終的にはあなたたち次第だけど、少しでも貢献できるようには頑張るわ。

出来たら、昨年の願いが叶ったかどうかの報告をしてくれると嬉しいわ。成長報告、期待しているわよ♡

彦星:さてと。

我々は、そろそろ行かなくてはなりません。次の七夕まで、しばしのお別れです。

織姫:大丈夫♪一年後に、この場所に戻ってくるから!ね?

彦星:では、皆様。御機嫌よう。

織姫:また、お目にかかりましょう。


掛け合い#22
A:はぁいストップー!そこの車、ちょっとだけ停まって(とまって)てね。

B:今、少し検問をこの付近でかけていまして、少々お車の中を拝見させて頂いております。

嫌な気持ちも分からなくはないです。ですが、少しの辛抱ですので、10秒もあれば終わりますから。

A:ご協力をお願いしますね、お兄さん。

では、少々失礼します。

B:BiNGO!

透明なパッケージの中に白い粉。それに、注射器。
間違いないね。

A:ごめんね、お兄さん。

ちょっとね、車内で怪しい物が見つかったから、このまま署の方に向かってね。

B:車の方は、レッカーをして署の方に向かわせるからね。安心して、パトカーに乗ってね♪

A:本当は、これとは別のことで検問を敷いて(しいて)いたんだけど、見つかったからには、話が聞きたいんだよね。

B:どうなるかは…。まぁ、察しがつくよね。

A:ということで、パトカーに乗って、警察官の指示に従ったり話を聞いたりしててね。

B:ご協力、よろしくお願いしますね♪


掛け合い#23
A:あ、Bちゃんだ!やっほぉ~!

B:(ん?誰かしら?あんな遠くから私の名前を読んでいるなんて。)

…いいえ、何でもないです。さぁ、行きましょ?予約していたお店に早く行かないと。

A:(あれ?これって、気づいてもらえてない感じ?

それとも、気づいているからスルーしたとか?)

B:あ、ここですここです!このお店です!

私、このお店のオムライスが気になっていたんです!フワトロ卵に、イタリア産のトマトをふんだんに使用した、濃厚トマトソースや味わいの深いデミグラスソースがたまらないオムライス。

先輩は、どちらのソースにしますか?私は、トマトソースにします。知人が、ここのトマトソースは絶品だと教えてくれたんです。

A:(あ、やっぱりデート中か何かだ。良い男性といられるなんて、羨ましいなぁ~。(´・ω・`)

少し、ちゃちゃでも入れてみよっと。)

ねぇねぇ、そこのお兄さん!今、彼女とデート中かな?私が見るからに、あまりお腹はすいていないようだね。

B:ちょっと?!A?!

A:そんなことしてないで、私と一緒にお茶しない?私、甘いのが苦手だから"抹茶ラテ"な・ん・だ・よ・ね♡

ねぇねぇ、お兄さんは?

B:ちょっと、ばか!

A:あ、お兄さん♡
今のは、冗談ですよ♪驚かせてしまって申し訳ございませんでした。

私、Bの後輩です。お2人が楽しそうだったので、つい…。

B:A?アンタ、分かってる??

…え?「Aも一緒にどうか」、ですって?!「Bの交友関係も知ることが出来る良い機会だから、OK♪」と。

A:?

B:分かりました。先輩がそう言ってくれるなら。

A、よく聞いて。今、OKが出たの。これ以上ふざけた真似はやめて。

いいわね?

A:承知しました。

徒然なる 掛け合い集

訂正情報
5月30日(木) 掛け合い⑭と掛け合い⑮を追加。
6月23日(日) 掛け合い⑯を追加。
6月29日(土) 掛け合い⑰を追加。また、掛け合い⑯を一部訂正。
7月16日(火) 掛け合い⑱から掛け合い#23を追加。そして、まえがきのルール(4)を追加。
7月19日(金) 権利の箇所を変更。

徒然なる 掛け合い集

その時の気分とノリで作ってしまった、ジャンルフリーな掛け合いセリフ集。

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • アクション
  • 青年向け
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自由に複製、改変・翻案、配布することが出来ます。

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