彼女(仮)との闘い

しゅみん

  1. 出会い 
  2. 興味と恐怖
  3. Aさん
  4. 中間テスト後
  5. 気持ちは遠い所に

出会い 

今から君が目にする文章は、作者が体験したことです。
その時、僕はまだ6中学一年の6月だった。小学校で、6年間一緒にいた友人全員と別れて、僕は県内の、国立中学に入学した。
何人かの、塾で知り合った人以外はすべて知らない人、過酷で苦しい中、登校が一時間かかる僕は朝練などのない美術部に入部した。
 入部して一か月ほどで、グループの様なまとまりができてきたころ、僕は男子が僕一人で、残りが女子の4人で過ごしていた。
そう、全てはもうここから始まっていた。
問題なく部活を終えて、駐輪場に向かうまで、僕のグループのAさんと少し話していた。
その時は、絵について何か話してそのまま帰った。
~次の日~
 グループのBさん「お前、昨日の帰りAさんに告白しただろ。今から、正式に告れ。」
は?
一瞬何を言ってるのか理解できなかった。そしてこう思った。
こいつ頭沸いてんのか?と、

もちろん、そんなこと言ってない、告りたくない、と反論した。
しかし、Aさんはお前のことが好きなんだ、とBさんから聞くと思春期の僕は何か心惹かれた。

興味と恐怖

そして、そんなことを言われて少し嬉しく思っていたのもつかの間、Bの口から意味の分からない事が出てきた。

今から、正式に告白しろ。
は?思わず、そう言ってしまった。
けれどどんどん流されて、告白をした。
結果は勿論
はい
嫌な訳ではないけど、別に好きでもないやつに告白するのはあまり気持ちのいいものではなかった。
~次の日~
女子「昨日、Aさんに告白したんでしょ!」
女子から、どんな感じだったのかや、いつから好きだったのかなどいろいろな事を聞かれた。
しかし、一方僕と仲のいい男子友達は次々に、
「あいつは止めとけ」
「本当の問題児だぞ」
と、忠告をした。
しかし、付き合って初日で別れるなんて女子からの信頼がゼロになってしまう。
少したったら、別れよう。
そんなことを思っていた時期が、とても懐かしい。

Aさん

僕は勿論、どんなことやったの?と、聞いた。
聞いた内容は、とても酷いものだった。
自分がプールに入るためのカードを持ってくるのを忘れて、1人が嫌だ、という理由で人のカードを隠したり。
たくさんの問題を、色々な人から聞いて思った。
こいつは付き合ってはダメなやつだ。
だけど、そんな問題児が好きな人を簡単に離すわけがない。
中間テストが終わったら遊びに行こうなどと勝手に予定は立てられていく。

中間テスト後

Aさんが勝手に予定をたてているなか、僕はどうすれば別れられるかと考えていた。
しかし、そんなことを考えても答えは、フラれるか、フるかの二択。
分かっているのに、考えてしまう。
そして、中間テストが終わった。

~次の週~
じゃあ土曜日に、11時から集合ね!
Aさんの大きく、あまり好きではない声が部室に響く。
正直、行きたくないし他にやることがあった。
しかし、女子からの信頼という、男子としては持っていたいもののため、時間と労力と、そしてお金を無駄にした。
楽しかったね!Aさんが言う。
うん。
とりあえず返事はする。
ここまでで、思ったことがある。
Aさんは、結構凄くて、そしてジコチュウだということだ。

気持ちは遠い所に

中間テストが終わってから、僕は部活内でAさんを少しずつ避けるようになっていった。
避けかたは、他の人と隣に座ること、
部活では特に席が決まっているわけでもなかったので、毎日違うこともある。
隣の相手は、話がとても合うCさんだ。
Cさんとは、あまり話したことが無かったが、意外に話が合ったということで、男女だと言うことを意識せずに、隣に座っていた。
話が合うって良いなと思いつつ、生まれつき視線に敏感な僕は、Aさんからの視線に気づいていた。
少し怖いなと思いつつ、気にしたら負けだと思い触れないでいた。
Cさんと隣になってから2週間ほどたったある日、Aさんから、LINEがきた。内容は案の定、

ねぇ、Cさんのこと好きなの?
本当に好きではなかった僕は、
そんなことないよと送った。
すると、ならいいけどと返ってきた。

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