多久さんの事件簿【ついに平成も最後編】25

Shino Nishikawa

多久さんの事件簿【ついに平成も最後編】25

多久さんの事件簿【平成もついに最後編】25
「泣けるね。」
多久が言った。今日は、マージン、伸、マロ、リンチル、大ちゃん、ノリが集まっている。
「そうだな。」
伸が言った。

大ちゃんが言った。
「良い機会ですし、平成に起こった事件について、話し合いましょう。」
「そうだね。」

「いろいろあったと思うけど、まずは、阪神淡路大震災だな。」
伸が言った。
「はい。あれは、どうして起こったんでしょう?」
「分からない。でも、1995117なんて、恐くないか?」
「いいなはないよねー。」
リンチルも言った。

「原因はなんだろう?」
マロが言った。
「霊界業者の仕業ですよね。」
多久が言った。

「霊界業者?」
「はい。ついに令和時代に突入するので、僕の方から、霊界について、知っていることを教えていこうと思います。」
「お前、霊界について知ってんのか?」
「はい。」
「うそでしょぉ。」
ノリが言った。

大ちゃんが言った。
「僕の勝手な考えなんですが、阪神淡路大震災の原因は、多分、子供の人身売買だと思います。」
「でも、それのどこが、117なの?」
ノリが聞いた。
「それは謎ですね。」

「この事件は迷宮入りだね。」
多久は、高そうなノートにメモをした。
「それは何?」
伸が聞いた。
「これは、後で、僕が、霊界の方に提出するノートです。」
「ええ、そんな物が?!」
「おい、お前、大丈夫かよぉ‥。」
みんな、後退りした。

「俺の方からいいですか?」
マージンが手をあげた。
「はい。」
「平成では、オウム真理教事件がありました。」
「ああ~。」

「麻原は、本当に、霊能力があったけど、使い方を間違えたんだと思います。」
マージンが言った。
「でも、麻原は、本当に霊界から来た神様だったんじゃないですか?」
大ちゃんが言った。
「神様?」

「はい。僕、地下鉄サリン事件の前に、地下鉄でもっと悪い事が行われていたと思いますよ。」
「もっと悪い事って何?」
「極楽行き電車です。」
大ちゃんが言い、多久がすかさず、ノートにメモをした。
「ああ、何日の何時何分の電車にはねられれば、極楽に行けるっていうような物かな?」
ノリが聞いた。
「うん。」
「それはヤバいでしょ。」
リンチルが言った。
「福知山線脱線事故も、同じような感じだろうね。」
ノリが言った。

大ちゃんが言った。
「ちなみに、オウムに殺された弁護士一家だって、裁判長の頭を見て、食事をしていたと思いますよ。」
「ええ?」
「はい。僕がここで今、語れないくらい、恐ろしい事をしていたんです。」
大ちゃんが言い、みんな黙った。
多久がまた、ノートに書き、大ちゃんにノートを渡した。
「ここに描いて。」
「分かりました。」

「じゃあ、世田谷一家殺害事件も同じだね?」
伸が言った。
「もしかしたら、娘の友達を食べていたんじゃない?」
ノリが言った。
「そっか。」
伸はうつむき、多久が大ちゃんからノートを奪い、また何か書いた。

リンチルが言った。
「俺は、池田小学校殺人事件が、怖かったよ。」
「ああ、そんな事もあったな。」
マロが言った。
「でも、あれは、秋葉原無差別殺傷事件とは違って、霊界業者の仕業な気がします。」
多久が言った。
「理由がわかりませんが‥。」

「未解決。」
多久が、ノートに書きこんだ。
「いや、秋葉原無差別殺傷事件だってなぁ、霊界業者の仕業だぞ。」
マロが言い、多久はマロを見た。
多久はノートに書き込んだ。

「911は?」
ノリが言った。
「まるで映画みたいに、ビルに飛行機が突っ込んで、怖かったよ。」
伸が言った。
「911も、きっと霊界業者の仕業ですよね?」
大ちゃんが聞いた。
「うん、理由は分からないけどね。」
ノリが言った。
「未解決。」
多久がノートに書いた。
「ほぼ、未解決なんだね。」
マージンが言い、多久がうなずいた。

「いや、理由が分かる。」
リンチルが言った。
「え?」

「多分、日を決めて、指名された人が、窓から首吊りをしていたんだよ。」
「そんな事が?」
「うん。それだけじゃないとは思うけどね。」
「怖いですね。」
大ちゃんが言った。

「311も、あったよねぇ。」
マージンが言った。
「あれは、最初は、子供殺しだと思っていたけど、それだけじゃなくて、首狩りの儀式があったんだよ。」
伸が言った。
多久は伸を見て、ノートに書いた。
「多分、160年分くらいを流す必要があったんじゃないかな?」
伸が言った。
「怖いね。」
「そこに住んでいる人、ヤバくない?」
「啓示があった人達だから、大丈夫ですよ。」
大ちゃんがニヤニヤして言った。
「まあ、それだけじゃないだろうけどね。」
ノリが言った。

「スマトラ島沖地震もあったじゃん。」
マロが言った。
「多分、街で一番綺麗な女性の首狩りが行われていたんだよ。」
伸が言い、多久が伸を見て、ノートに何か書いた。
「綺麗な人だけじゃなかったとは思うよ。」
リンチルが言った。

「熊本地震も同じ感じか?」
マロが聞いた。
「うん、熊本城での首狩り儀式だよ。でも、首狩りだけじゃなくて、火も使われただろうな。」
伸が言った。
多久がノートに書いた。

「2016年の相模原障害者施設殺傷事件。」
マージンが言った。
「あれも、霊界業者の仕業だろうね。」
ノリが言った。
「こわいね~。どうしてだろう?」
リンチルが聞いた。
「俺も理由はわからない。」
伸が言い、「未解決。」多久がノートに書いた。

「まあ、いろいろとあったよなぁ‥。」
マロが言った。

「フランスのサラ選手のことはどうですか?」
大ちゃんが聞いた。
「分からないけど、運転手が黒人の精霊で、落ちる前に、精霊が集まって、サラ選手を見たんだよ。精霊って、まるでCGみたいに見えるんだ。」
伸が言った。
「元恋人は亡くなっていたそうです。でも、原因は不明ですね。」
多久が言った。

「この30年で、100人以上が亡くなった飛行機事故も62件以上、世界で起きています。」
大ちゃんが言った。
「そうだったんだ。」
ノリが言った。
「はい。」

「霊界へは、飛行機で行く場合が多いから、その真似事なのかな?」
伸が言った。
「そうなの?」
「でも、寿命を全うしないと、霊界には入れないから。」
伸が言った。
「へえ、そうだったんだ。」

「だけど、何かあるよね。」
ノリが言った。
「理由はよく分からない。」
マージンが言った。
「未解決。」
多久がノートに書いた。

「台風災害もたくさんあっただろ?あれにも、意味があるんだろうな。」
マロが言った。
「わからない。」

「未解決。」
多久がノートに書いた。

「ほぼ、未解決だね。」
リンチルが言った。

平成の事件簿は、ほぼ、未解決である。
しかし、令和が始まる時点で、霊界の謎がほぼ完璧に解けている事は、本当に良かった。

これから、みんなに教えていこう。
でも、事件を解決できるのは、人間だけなのだ。
霊能力者でも、全ては知らない。

多久は涙をぬぐい、前を向いた。

多久さんの事件簿【ついに平成も最後編】25

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