死にたい君へ

るえかの雨

《死にたい君へ》



死にたい君は
きっと全てに絶望している
もしくは全てを諦めている


生きるって、生きていくって
なんて苦しくて悲しくて面倒なんだろう、と。


いや、もしかしたら
それすらも考えずに
呼吸していることすら煩わしいのかもしれない


それならば、仕方がないと思うんだ


生き物はやがて死ぬし
こうしている今でも
どこかで誰かが死んでいるし


その中の1人になるだけの話だから



生まれた時に身体に刻まれた死ぬ順番
全ての生き物に与えられたその順番を
守れず、横入りする人がいる


人だけだよね、順番を守らないのは

死にたい君へ

死にたい君へ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-04-25

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted