わたしでさえなかった

わたしでさえなかった

西園寺リルケゴール作品集1

   








わたしでさえなかった


生きていること 

死んでしまうことの

割れ目で

わたしが

割れ目の

言葉しか

もはや 持たない


必要の亡くなった言葉たちを

一年かけて

弔った後に







燃えた穂の一房でいい




  

わたしでさえなかった

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

わたしでさえなかった

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-04-23

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