To late father
私は道化師 あなたは希望 全ては宴 世界は夢
生きてきた この世が あなたの語らい(すべて)か
ならば私は その語らい(すべて)に 演じ(こたえ)よう
笑うが良い傍観者よ 笑うが良い拒絶者よ
これが自らの道 これが私の演技
大きな流れに背を向けた道化師 小さな流れに揺らぐ希望
何に託して 何を期待するのか その幻は絶対なのか
あなたの震え(こえ)に 私は痛む(しる)
救いなどないが 求めるのは生きて行く者の抗い(じゆう)なら
叫ばずにはいられない だけど私は道化師
笑えば良い傍観者よ 笑えば良い拒絶者よ
この世に生まれた 嘘とは正気か
狂って(まどわされて)いるのは どちらが正しい(まちがい)かなのか
ならば希望よ 私は語らい《すべて》に対し
ただ笑われるためだけの 道化師以外の何者でもない
そして あなたは その抗い(じゆう)に対し
ただ笑われていた 自分も道化師に気付き
許せることもできず ただ悔しさだけが募り
涙さえ受け入れず(こばみ) 最期に目にしたものは
あなたは希望 常に(いつも)希望
だから私は道化師となり あなたは永遠の希望となれ
望んだ形ではなくも 私は その語らい(すべて)に演じ(こたえ)てみせよう
それでも笑えるか 傍観者 笑え拒絶者
そこにあるのは あなた そこにあるのは希望
To late father