『綺麗な別れ方 』
どんな風に愛し合うの
貴方の後ろに誰かの影
『綺麗な別れ方』
後ろめたくないと恋じゃない
そんなアタシを冷たく見てたくせに
誰だって蜜の味が知りたいのね
分かってるつもりだったけど笑える
どんなに可愛いブラを着けたって
結局見てもくれてないでしょ
明るい部屋で抱き合っても
覚えてないってほんと
我儘を言わないのは従順だからじゃない
叶わない望みを口にしたくないだけ
無駄なことは省きたいのに
無駄なことほど愛しいの
貴方と無駄なことがしたかった
誰に笑われたって笑い合いたかった
愛してるって首に抱きつきたかった
行かないでって背中に縋りたかった
今じゃ夢でしか愛されないなんて
実際愛されてたかも分からないのに
物わかりのいい女という称号は
最高に無駄で最高に馬鹿げてる
「それでも好きだったから、さよなら」
『綺麗な別れ方 』