詩の詩

しなくてはいけないことがある時も
締め切りが間近に迫ってるとしても
僕は詩を書き続ける
僕は詩の中で焦っている
僕は死へ走っている
そう考えては泣いている

毎日を本気で生きてみたとしても
いつの日か死んでしまったとしたら
僕は死を恨み続ける
僕は詩の中で呪っている
僕は詩を書いている
そう悩んでは泣いている

頭の中で描いた夢はもう
真面目な現実に目覚めてるかも知れない
昔夢を語り合った友達はもう
普通の人生を生きているかも知れない
それは関係ない
そう言い聞かせては足掻いている

大丈夫って人には言えるけど
言ってくれる人は中々傍には居ない
いつか誰かの助けになりたいけど
僕自身がSOSを何処かに発信しているかも知れない
見て見ぬフリで良い
良いんだ僕はこれで生きている

詩の詩

詩の詩

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-25

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