カウンセラーの証言

はじめまして。

私はカウンセラーとして働いています
今日は私が担当した方のことでどうしてもわからないことがあって、あなた謎解きがお好きって友達が言ってたので…
はい、そうです!その人です!!
話聞いてくれるんですか?!ありがとうございます。

私が彼女のカウンセリングをしたのは数日前でした。
確か事故を目撃してしまったらしく、そのケアのためにいらっしゃったそうなんです。

彼女と話すのは結構楽しくて、カウンセリングということを忘れてしまうくらいでした。

彼女すごく綺麗なネックレスをしてたんですよ。それで、私聞いたんです。そのネックレス素敵ですね!どこで買ったんですか?って。
彼女が言うには彼氏からもらった非売品らしいんです。


ここからが不思議なところなんですよ!


彼女、ネックレスを触りながらこう言ったんです。
彼ずっと一緒にいてくれるの、今も一緒にいるのよ、って。

カウンセリングを行う部屋には相談者の方のプライバシーを守るために私と彼女しかいないはずなんです。周囲の部屋にも人は待機しないようになってるはずなのに…

不思議じゃありませんか?
だから、相談したくて…

…ネックレスがどういうものか、ですか。確か綺麗な青色のダイヤモンドのネックレスでした。

カウンセラーの証言

ゾッとする話を目指したのですが…無理でしたね(`・ω・´)

この話の別視点でのお話が『カウンセラーの証言:Another』になります。

もしよろしければ、そちらもご覧になっていただくと少しはゾッとするかもしれないですね。

カウンセラーの証言

  • 小説
  • 掌編
  • ミステリー
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-19

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