幸せな詩

その晴れた日
君と新鮮な時間を過ごす度
未来はきっと懐かしむんだ
こんなこともあったなあ、って

当たり前が
当たり前じゃなくなった時
初めて幸せだったことが分かるんだ
手を繋がなくても
何も交わせなくても
近くに居れたことを

もしも明日がやって来なくても
いや突然会えないとしても
別に大丈夫なんだ
けど明日会うことが出来たなら
計画通りに会えるとしたら
僕は嬉しいんだ
君のさよならの前に
何か言葉を告げるなら
必ず幸せになりなよ

この先の距離
君までが後どれ位かなんて
それはもはやどうでもいいんだ
あんなこともあったから、って

人生で
必要じゃなくなった時
改めて友達だったことが分かるんだ
特に話さなくても
誰と絡んでいても
気にすることは無いと

もしもここに帰って来なくても
いや二度と会えないとしても
別に大丈夫なんだ
けどまた会うことが出来たなら
約束通りに会えるとしたら
僕は嬉しいんだ
君の幸せの前に
何か宝物を渡せるなら
必ず幸せな詩を

幸せな詩

幸せな詩

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-18

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