BLUE LIGHT

悲しさのかけらを集めて
形にしようとした瞬間 流れた
散々だって君は言うけど
僕だってもう君には 散々さ
良い部分だけを見ていて
お互いを履き違えた 模様
それは ある意味二人にとって
最善の選択とも取れたんだ

いつも通りの朝
誰かの失恋歌を聴いて思いを馳せてる
君じゃない君に
いつも通りの昼
友達の恋愛話を聞いて僕らのが凄いって
何で張り合ってんだろう
いつも通りの夜
中々 素直に寝付けなくて
電源を点けて通知を見ても
そこには何も無い

青色の光を求めて
生きようとしたけど 無理だ
満身創痍で悟ろうとするけど
大事な点が見え隠れしていた
もう少しだけそこに居て
意味を取り違えた 僕の様
それは ある意味君によって
計算されたものとも思えるんだ

いつも通りの朝
誰かの憂鬱歌を聴いて心臓が高鳴る
先じゃない前に
いつも通りの昼
目を輝かせて夢を語る小学生も
どうせいずれ知るだろう
いつも通りの夜
少々 簡単に忘れられなくて
電灯の下で目を瞑っても
バスはまだ来ない

BLUE LIGHT

BLUE LIGHT

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-18

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