ダーククロニクル01

この小説はダーククロニクルというゲームの物語を小説にしたものです


ダーククロニクル01

「母さん、お元気ですか。
僕は元気にやっています。
いろいろあって、
何から書いていいのか
迷ってしまうけど、最初から
順を追って書いていきたいと
思います。
始まりは...あの日...
そう、確かあの日は、
夕立が降ったんだ....」



ユリスは夕立でビショビショになりながら
スターブルのメンテナンスショップに、家から走ってやってきた
ユリス「うっひゃー、ずぶ濡れだ」
スターブル「おぉユリス、今日は早かった
な」
ユリス「うん、まあね。それよりさ
ポルカスサーカス団のチケットが
手に入ったんだ!
それも今日のだよ!」
スターブル「おぉ、それはよかったな
じゃが、親父さんに
止められとるんじゃなかっ
たか?」
ユリス「行っていいんだって」
スターブル「おぉそうか、じゃあ早く仕事
を片付けるんだな」
ユリス「うん!」
スターブル「で、その首から下げとるのは
なんじゃ?」
ユリス「あぁこれ、昨日父さんからもらっ
たんだ。首から下げてろって。
古い石らしいけど、よくわからな
い」
スターブルは、赤い石を見つめた
ユリス「じゃあ、始めていい?」
スターブル「お、おぉそうじゃゲイブルさ
んとこの掃除機じゃ、たの
んだぞ」
ユリス「うん、まかせて!」
ユリスは、1階に降りて机の上の掃除機を
修理し始めたのだった
ユリス「これか~、これはエイブル社の
A50式だな~。このタイプは、
吸引部の固定プラグにくせがある
んだよ」
そう言ってユリスは、掃除機を修理し始めた
1時間半後、ユリスは掃除機を修理し終えて机の上で、寝ていた
その頃、サーカステント前では...
ポルカス「さあ皆さんよろしいですかぁ?
今夜も熱いショーをお願いし
ますよぉ~!合言葉は!」
ピエロ&ポルカス「ワンダーナーイツ!」
そして日は暮れた

ユリスは、目を覚ました
ユリス「う、うあっ!もうこんな時間だ!
なんで起こしてくれないんだよ」
しかし、スターブルは、いなかった...
ユリス「あれっ、いないの?」
ユリスは、勢いよく家を飛び出していった

ユリスは、サーカステントの入口に着いた
ユリス「はぁはぁ、やっと着いた~」
ピエロ「テントに入るにはチケットが
必要だよ~」
ユリス「はい、チケット」
ユリスが、チケットを渡そうとした瞬間
赤髪の男の子がチケットを奪って逃げて行った
ユリス「あーっ!僕のチケット返せ!」
ユリスは、赤髪の男の子を追いかけた
いろんな人に話を聞いていると、誰もいない屋台の風船が、1つはずれて飛んでいった
ユリス「そこにいるな」
逃げようとした赤髪の男の子をユリスは、飛びついて捕まえた
ユリス「僕のチケット返して!」
赤髪「ごめんなさい。1度でいいから
サーカスを見てみたかったんだ」
ユリス「君もサーカス好きなの?」
赤髪「うん…。本当にごめんなさい!もう
しないから許して...」
ユリス「あ、いいよ....。はい、これ」
そう言ってユリスは、チケットを赤髪の子に差しだした
赤髪「えっ...」
ユリス「あげるよ」
赤髪「いいの?」
ユリス「うん、僕はまた今度見るから」
赤髪「ありがとう、おにいちゃん!」
ユリス「早くしないと、もう始まってる
よ」
赤髪「うん!」
少し赤髪の子が歩いていると、急に立ち止まった。そしてこっちを向いた。すると、急にあたりが真っ暗になった。視界には、
赤髪の子しか見えない。
ユリス「えっ...何?」

赤髪「合格だよ。君なら救えるかもしれな
い...。急いで。最初の扉は、すぐ
そこだから...」
赤髪の子は、それだけを言ってきえてしまった。あたりは元に戻り、僕の目の前には
サーカスのチケットだけが落ちていた。
ユリスは、チケットを手にとりサーカステントの入口へと歩いていった...

続く...

ダーククロニクル01

02も書くのでみてくださいね

ダーククロニクル01

この小説はダーククロニクルというゲームの物語を小説にしたものです

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-11

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