一瞬

一瞬

ハッとした目を見開いた
脳裏にそれが焼き付いた
可愛いピンク色の花弁が幾つも幾つも
咲き誇っていた
3月の始め
まだまだ蕾が目立つけど
可憐な美しさは忘れない

君と共有したいな
青空へと伸びるピンクの絨毯は
一本の幹から幾重にも伸びる枝が
支えていた

空へと上がれ
舞い上がれ

まだ早いけど
それでも綺麗な花弁は
新たな門出を祝っていた

一瞬

一瞬

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-10

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