ゆとり

ゆとりって有り過ぎても
無さ過ぎても駄目なんだよね。

歩き疲れて座ってた
大通りは構わず騒いでる
汗をかいて休んでた
両親は今も働いている
散歩されてる犬が
こちらを見て目が合う
本当にいいの?って
円らな瞳で訴えてる

様に見える僕がおかしいのか
想像つかない人がおかしいのか
最近世界は、何だか、変な方へ進んでる

振舞い続けて疲れてた
あの人は気にせず笑ってる
少し病んで休んでた
兄貴は開き直ってる
空を飛んでる烏が
こちらに向けて叫ぶ
全く若い奴は...って
尖った嘴で訴えてる

様に聞こえる僕がおかしいのか
想像つかない人がおかしいのか
それでも地球は、はあ、またかって顔して回ってる

ゆとり

ゆとり

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-03-04

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