妹がヤンデレに・・・理緒奈編

妹がヤンデレに・・・理緒奈編

理緒奈:雛月 理々奈(リリス)

晃:雛月 聖奈(セム)

絵怜奈:北見 エリカ

理緒奈「兄様?新作の案は出せましたか?」


晃「う~んそうだな・・・やっぱり最近は・・・トガってないとねぇ~」


理緒奈「それだと、いつものトゲトゲのままデス・・・」


晃「やっぱり絵怜奈君と相談してみようかな~」


理緒奈「兄様・・・」


晃「ん?なんだい理緒奈?」


理緒奈「兄様?どうして私がいるのに絵怜奈さんなのですか?私だって兄様のお力になると思うのデスが・・・」


晃「う~ん・・・理緒奈でもいいが、ここは絵怜奈君のほうが・・・」


理緒奈「うっ・・・兄様酷いデス・・・」


晃「あ~ごめんよ~理緒奈~じゃあ今から絵怜奈君と一緒に考えよう!」


理緒奈「だからなぜ絵怜奈さんなのですか?私と兄様だけでいいのデス!」


晃「いや・・・ホラ絵怜奈君も同じ場所で働いているんだぞ?他にもいろんなところで働いている。理緒奈も絵怜奈君も見習ったらどうだい?」


理緒奈「兄様は私より絵怜奈さんのほうが好きなんデスね・・・」


晃「おい理緒奈、兄はそんなこと言ってないぞ?私は絵怜奈君も理緒奈のことも好きだぞ?店長として同じ仕事場で好き嫌いではなく

お互い楽しく仕事ができれば、私はそれで良いと思っている。理緒奈もそうだろ?」


理緒奈「私は・・・兄様と一緒がいいのデス・・・兄様は・・・兄様は・・・」


晃「おい・・・理緒奈?どうした?」


理緒奈「兄様は私のもの・・・絵怜奈さんのじゃない・・・私の・・・理緒奈の・・・」


晃「おっ・・・おい・・・理緒奈?大丈夫かい?」


理緒奈「私の・・・私の・・・」


ピンポーン


晃「おや? 誰か来たみたいだな」


理緒奈「私が行きますデス」


晃「おっ済まないね」


理緒奈「ハイ?・・・」


絵怜奈「あれ?理緒奈ちゃんじゃない」


理緒奈「あ・・・絵怜奈さん・・・(チッ・・・なんでこの女が私の家に来るのよ・・・)」


晃「あ~絵怜奈君ではないか、ささっ今新作について理緒奈と考えていたのだ。絵怜奈君も一緒に考えておくれ」


絵怜奈「へ~また晃さん新作作るんですか♪じゃあ私も一緒に考えよ~っと」


理緒奈「帰ってください・・・・・・デス・・・・・・」


晃「ん? 理緒奈?」


絵怜奈「理緒奈ちゃん?」


理緒奈「帰って・・・ください・・・デス・・・」


絵怜奈「理緒奈ちゃん?・・・どうしたの?」


晃「おい理緒奈! どうしたんだ!」


理緒奈「触らないでっ!」


晃「り・・・・・・理緒奈・・・・・・」


理緒奈「どうして・・・どうして家まで来るのデスか・・・どうして・・・なんで来るのデスか・・・答えてください・・・なぜ・・・デス?・・・」


絵怜奈「り・・・理緒奈ちゃん・・・ごめんね、なんで理緒奈ちゃんが怒ってるのかわからないけど謝る・・・ごめんね、私帰るね」


晃「おい理緒奈!何を言ってる!絵怜奈君に謝りなさい!」


理緒奈「・・・絵怜奈さん・・・ちょっと・・・来てくれませんか?二人で少し・・・お話したいのデス」


絵怜奈「う・・・うん・・・いいよ」


理緒奈「兄様はそこで待っててくださいデス」


晃「おっおう、喧嘩にならないようにな理緒奈」


理緒奈「ハイ・・・ではこちらへ・・・」


そして家の中に入り、理緒奈の部屋へ


絵怜奈「へぇ~理緒奈ちゃんの部屋って広いんだね~」


理緒奈「・・・」


絵怜奈「まあそれは置いておいて・・・理緒奈ちゃん話があるんだよね、何かな?」


理緒奈「はい・・・あっ飲み物用意しますけど・・・何がいいデスか?」


絵怜奈「え?・・・なんでもいいよ、理緒奈ちゃんと同じでも」


理緒奈「・・・あっ・・・ハイ・・・では取ってくるのです・・・」


絵怜奈「理緒奈ちゃん・・・どうしたんだろう。いつもの理緒奈ちゃんらしくないな・・・私なんか理緒奈ちゃんに失礼なことしたのかな・・・

よし、戻ってきたらちゃんと謝ろう。」


理緒奈「絵怜奈さん・・・」


絵怜奈「あっお帰・・・り?・・・」


そこには理緒奈が包丁を持ち、出入り口のそばに立っていた。


理緒奈「絵怜奈さん・・・もう駄目なのデス・・・私・・・もう我慢できないのデス・・・」


絵怜奈「ちょっと・・・理緒奈ちゃん・・・その包丁は・・・?」


理緒奈「あっ・・・これデスかぁ?・・・ウフフフ 今から絵怜奈さんを・・・殺すのデスよ?・・・アハハハハハハアハハハハ」


絵怜奈「えっ・・・りっ・・・理緒奈ちゃん・・・冗談でしょ?・・・ねぇ・・・冗談だって言ってよ!」


理緒奈「アハハハハ静かにして下さい・・・兄様が来てしまいます・・・来る前に貴方を殺さないと・・・ウフフフやっと・・・

やっと兄様は私のものに・・・」


絵怜奈「理緒奈ちゃん!やめて!!!」


理緒奈「死んでください・・・絵怜奈・・・さん?」


絵怜奈「キャッ・・・」


グシャ グシャグシャグシャグシャグシャブシャー


理緒奈は絵怜奈の腹部を一回刺し、そして何回も同じところを繰り返し刺した。

理緒奈の服や顔に絵怜奈の血痕が付着し絵怜奈は息を引き取った。


理緒奈「絵怜奈さん・・・死んじゃったんデスね・・・アハハハハハハやっと・・・やっと兄様は・・・アハハハハハハハ」


晃「り・・・理緒奈!!!」


理緒奈「あっ・・・兄様ぁ~私の兄様ぁ~」


晃「お前・・・なぜ・・・なぜ絵怜奈君を殺したんだ!なぜだ!」


理緒奈「だって・・・私の兄様を取るんですもの・・・この女さえいなければ兄様は私のものなのデスよ?それが駄目なのですか?」


晃「だ・・・駄目って・・・」


理緒奈「兄様?」


晃「な・・・なんだ・・・」


理緒奈「兄様に近づく女性たちは全員私が殺しますよ?兄様は・・・私だけを見てください・・・」

妹がヤンデレに・・・理緒奈編

今回はあのシリーズではなく、リリスがヤンデレ化になったらどうなるのか小説にして書いてみました。

ちょっとキャラ違いますがそこのところはww

まあリリスがヤンデレでも可愛いですけどね

終わりが地味なところで途切れてますが、また続き書けたら書きます。今度は紗矢かなww

中傷禁止

妹がヤンデレに・・・理緒奈編

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-10

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted