本当に知っているのか

本当に知っているのか

   


   



   

  










ひざをかかえて

あえて部屋の隅へ



帰ることのできない気持ちは

変えることのできない気持ち



それは事実を置いていった わたしはいまも本当に知っているのか



だれかが新聞を置いていった

それでも

それが不変の夜なのだから



変えることができない朝。
   


   



   

  

本当に知っているのか

作者ツイッター https://twitter.com/2_vich

本当に知っているのか

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-02-11

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