色褪せた言葉
露出せる太陽の右頬に
参集するは夜の眷属
紅の巫女の襟元は
乳房の香りの禁忌
雀躍せしめる赫々たる鼠たちは
冷暗の地で舞踏を重ねる
雪景色を踏みしめるゲートルの
足跡だけがいやに薄く
緑の萌える朝焼けに
夢を託して再び眠る
色彩を積み重ねた末に
ひどく色褪せた言葉だけが横たわる
生きる言葉は
全て無常だ
色褪せた言葉
露出せる太陽の右頬に
参集するは夜の眷属
紅の巫女の襟元は
乳房の香りの禁忌
雀躍せしめる赫々たる鼠たちは
冷暗の地で舞踏を重ねる
雪景色を踏みしめるゲートルの
足跡だけがいやに薄く
緑の萌える朝焼けに
夢を託して再び眠る
色彩を積み重ねた末に
ひどく色褪せた言葉だけが横たわる
生きる言葉は
全て無常だ
色褪せた言葉