ハローハロー


ハローハロー昨日のボク

暗闇の中でずっと泣いていた
ユメが見れないと泣いていた

あぁ、もうすぐ夜明け
無常な朝日がまぶしくて
変わらない日常にめまい

居場所を探してさ迷うけど
どこへいってもつまはじき
それでも選ぶことができない
ひとつの決断 閉ざすこと

青い空を自由と結んだ
強く憧れるその先に
向かいたくて上る階段

あと一歩踏み出せば叶うけど
それは本当の望みなのか
わからない わからない
それが正しいのか 間違いなのか

それでも選んでしまったこの道は
もう後に戻れない

ハローハロー昨日のボク

逃げることはいつでもできる
逃げる方法は他にもある

その一歩を踏み出して
そこに勇気を出してほしい
お願い お願い
それが明日の望みだよ

だからどうか選びなおして
この道は間違っている

明日を閉ざさないでと泣いていた
ボクを作らないでと泣いていた

あぁ、もうすぐ夜明け
無常な朝日がまぶしくて
目覚めたボクは泣いていた

居場所を探してさ迷って
青い空へ近づいた あと一歩
それが正しいのか 間違いなのか
わからない わからない

ボクはどうすればいい?

ハローハロー明日のボク
今日のボクは頑張った
ユメを見たあの日から

だからもう泣かないで

ハローハロー

ハローハロー

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-25

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