クレーマー

あいつらに馬鹿にされたよ
顔か性格か分からないけど

お母さんなんかに
言ったって変わんない

何も出来ない僕は
劣等感で死にたくなるよ
仲間が居ない僕は
誰かに肯定してほしい

あいつらを終に呪ったよ
どうか幸せになりませんように

先生なんかに
言ったって変わんない

凄く悩んだ僕は
部屋でずっと考えてたよ
どうやったら僕は
馬鹿にされないだろう

ある日
あいつらに馬鹿にされたよ
そして僕は言ってやったんだ
「うるさい。どっかいけ。」と

何か軽くなった僕は
さらに叫んでやったんだ
「人を馬鹿にしない僕は
お前らの百倍マシだ!!」

あいつらは変な顔してたよ
そして何か言い返してきたけど
無視してやったよ

クレーマー

クレーマー

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-18

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