僕なんて知らね

時間が無い
モチベが無い
夢は有り余るけど度胸が無い
余裕が無い
未来が無い
目標は決まってるけどやる気が無い

家に帰ったって
何もしないくせにまた
ベランダで友達と笑いあってた
学校に居たって
何もしてないくせにああ
疲れたってベッドで腐ってた

このまま眠って
目が覚めたらってため息を吐いた
もう死にたいって言葉も吐いた僕は馬鹿

あんなに綺麗に
鮮やかに見えた未来は
いくら頑張ったって見えないって言うのなら
僕は何の為に生きてきたんだろう

どんどん脆くなって
どんどん危うくなって
風呂の中で息を止めた
1,2,3,死
どんどん苦しくなって
どんどん悲しくなって
風呂から上がっていた
服を着て
髪も乾かさずに外に出た
全力で走ったら息が切れた
体は大きいくせに
酸素は少ない
頭も大きいくせに
キャパは少ない
態度は大きいくせに
心は臆病だ

もう知らね
僕なんて知らね
こんなんじゃ待ってるのは死だね
そんな詩だね

僕なんて知らね

僕なんて知らね

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-18

Copyrighted
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