陰から見る青い空

2012年夏休みのぼくの心境・・・。つまらないですね。

ぼくの世界は今、とても狭くなっている。
何も強制されてすることも無く、ただ暇な時間に浸っているだけ。

窓の外に広がる世界。
2階のベランダにむかって伸びていくゴーヤの苗。
それを登るアリ。
黄色い花のまわりを飛ぶ小さな虫たち。
それを狙って、巣を張るクモ。
たくさんのまぶしい太陽の光を受けて、ぼくの目に緑色を届ける葉っぱ。
大きさも、色も、全部がそれぞれ違う。
去年の夏とは、まったく変わってしまった窓辺の環境。

向こうで、ツバメが鳴いている。
ぼくの部屋の西向きの窓の上で、またおしりをつきだして、暑さしのぎをしているのだろうか。

五線譜のように横切る電線に、一羽のハトがとまる。
あれがト音記号の楽譜なら、あの子はラだ。

昨日の大雨、強風、雷が東に流れさって、今日は晴天。
ぼくのスケジュール帳のように、なにもない空。
雲が一つも流れていない。

ラジオから聞こえるアコースティックギターと歌と口笛。
easy life
今日も外に出たくなくて、出られない。

陰から見る青い空

ネガティ~ブ!

陰から見る青い空

夏のある日、こんなこと見て、考えていました。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-07

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