少女信仰
少女(しょうじょ)とは7歳から18歳前後の女の子の事。幼女はおおむね満1歳から小学校3年生(満8歳~9歳くらい)までを、婦人はおおむね満20歳以上を指す(国語辞典より)
少女信仰
少女とは可愛らしいものである。
幼女とは違い、真っ白ではなく真っ黒でもない
不安定で自由な存在
環境に操作されやすく、自分とは誰かという自問自答や無限苦言を繰り返し自己嫌悪に陥る不完全な存在
個人にも神レベルとクズ並みレベルがあり、美しいものや可愛いものであり、面白みがあり、個性豊かで信頼性や、何かにひいでている純粋者ばかりが贔屓ばかりされ
個々が不完全で、可愛げもなく、面黒く、無個性で、信頼性がなく、何かにひいでていない不純物は嫌われ、虐げられる
群れてないと生きることが出来ず、一人でいるとストレス発散の道具にされたりする
同じでないものが大嫌いな少女。
上に立つものの反感を買えば嫌われる
そうならないように上のものを奉り、機嫌を見言動を考える
そんな少女は神様のようで、信仰することのできる存在と言えるものではないのか。
そんな事を考えながら次にくる衝撃に身構え、青い空から地に反転する感覚を楽しんでいた
少女信仰心
私の友達は神様だった
友達が望めば何でも買ったし、
友達が望めば雑用だってした、
友達が望めばテストの答えを教えたし、
望めば何でもしていた
彼女も満更ではなさそうで、
買ってあげた報酬にお菓子をくれたし
雑用をこなした報酬に褒めてくれたし
テストの答えを教えた報酬に先生に褒められたのはあなたのおかげと私を愛してくれた
この関係は不釣り合いな需要と供給の関係があった。
しかし私は満足だった。
だって神に愛される事は私の心の浄化だと思っていたからだ。
「あの子、私が願えばなんだって叶えてくれるんだよね」
「えーまじ?」
「多分私が死ねって言えば死ぬんじゃない?」
「受けるー(笑)」
「まぁ、私があの子をストレス発散の道具になることを願っているからこれもいいのよ」
そんな声が聞こえるまで、彼女は私の神様だった
聞こえたってしばらくは彼女の立派な教徒でいたし、何ら不満なんて無かったはずだ。
そんな私が一度、渋った事がある
それが殺人
腹が立った綺麗事生徒会長の殺害を言い渡されたとき
私が反論したことから私への|罪|は始まった
少女進行
少女が進行してしまえば劣化ばかり。
それは少年でも言えるし人生そうやって性を尽くす。
その間にどれだけのいい遺伝子を残せるかが問題となる。
「一度は子供を産んだほうがいいよ。」と信仰神から進められた“アルバイト”は自分の開発ばかりが進むばかりで、彼女に貢ぐお金はなくなるし、
正直にいえば、私は何をしても許される少女から少し大人の階段を登ってしまったし、彼女の信仰心も少し廃れてしまっていた。
神だって、創造神に離れない。
自己肯定感が肥大していくと、ついつい傲慢になって行くから周りは離れていく。
信仰はもう、陰りを見せていた。
それでも進行するのは邪魔な良心のせいなのか、情のせいなのか。
まぁ、膨らんだお腹と、肥大していく自分自身の嫌悪は成長を止まることを知らず、ついつい叫んでしまう。
『もう、手遅れなんだ。』
『今までどうしてたんだ』
だから、かつての一人で罪を償いきれず、ぽつんとしばらく一人でいた
あの、飄々としてきた窓辺の自分を称えるとともに恨めしくも思う。
いっそここから落ちてしまえば楽になるのでは
そう考えればお腹の中の新たな命がまだだめだ。
やめてくれと私をける。
でもその蹴りすらも前に進めと言われてるようで
フェンス越しに見える、サラリーマンや仲良さげに手を繋いで歩く家族を見ては自分の運命を呪うのであった。
少女進行心
やってしまった、やってしまったばかりが頭を埋め尽くし吐いた。
吐き気とつわりが一緒に来て
食べても食べても吐いてしまって
頭が痛い。気持ち悪い。気持ち悪い。
かつてお兄ちゃんと一緒にやったように
あののように優しくしてくれはしないものか。
気持ち悪い。
あれはたしかに犯罪だったが、でも、お兄ちゃんは優しくしてくれたし、初めては持っててって言った。
それなのに、あんなので…あんなので…
思い出せば気持ち悪くなって吐く。
誰の子だ。この子は。
聞かれたらなんて答えればいいのだろう。
おばあちゃん、おじいちゃんに迷惑なんてかけられないし。
昔、保健体育の授業で習った、生々しい中絶。
誰の子供かわからないけど、あんなグロテスクな形は見たくない。
ビデオ越しだったが、あの「なんでこんなことするんだ。」って睨みつけてるような目が怖かった。
それに、私の母はちゃんと産んでくれた。
捨てられたけど。
一口また、パンを食べる。
しかし、嚥下するとまた、吐き気が自分をおそう。
お腹にも入れてくれないパンだったものはそのまま用意されていた袋に捨てられた。
「ごめん…やっぱり気持ち悪い…」
「あらあら██ちゃん、食欲ないの?」
「子供拵えてきたんじゃないか?」
けらけらわらうおじさんに、バレたんじゃないかって冷や汗を垂らしながら
「そんなわけ無いじゃん」
と笑い飛ばした。
つわりじゃないのか?さぁてね。
あの子に聞いてよ。
恐怖に喉がキュゥと閉まる。
そうだ、この長い休みが終われば、また。
それならいっそ。
おばあちゃんの手を少しだけぎゅうと握るとそのまま放した。
あぁ、おばあちゃん
ごめんなさい。
少女カルト宗教
青空が目を刺す。
抉られそうなチチチって音が脳に響いたような気がしたが、結局それは気のせいだ。
少女とは可愛らしいものである。
幼女とは違い、真っ白ではなく真っ黒でもない
不安定で自由な存在
環境に操作されやすく、自分とは誰かという自問自答や無限苦言を繰り返し自己嫌悪に陥る不完全な存在
個人にも神レベルとクズ並みレベルがあり、美しいものや可愛いものであり、面白みがあり、個性豊かで信頼性や、何かにひいでている純粋者ばかりが贔屓ばかりされ
個々が不完全で、可愛げもなく、面黒く、無個性で、信頼性がなく、何かにひいでていない不純物は嫌われ、虐げられる
群れてないと生きることが出来ず、一人でいるとストレス発散の道具にされたりする
そして。金稼ぎの道具や性処理の道具にも。
同じでないものが大嫌いな少女。
上に立つものの反感を買えば嫌われる
そうならないように上のものを奉り、機嫌を見、言動を考える
そんな少女は神様のようで、信仰することのできる存在と言えるものではないのか。
でも、いつかは廃れる。
少女は劣化し、神は進行されず
畦道に立つあの蔦の絡んだボロボロの社の様な感じで
いつかは古びていく。
その工程で神だったものは貢物で幸福になり
神の使いだったものは貢物を捧げ不幸になる。
あの子は友達に幸福を配り
私はあの子に憎悪の感情を刺す。
しかし、何食わぬ顔で幸せに生きるのだろう。
そんな事を考えながら次にくる衝撃に身構え、青い空から地に反転する感覚を楽しんでいた
少女覚醒会
青空が私の決意を揺らがす
下を見たら決意が揺らぐことなんて、この子がいることがわかったときから勉強している。
だから、二の舞いにならないように下を向かないように上を向く
上を見ると青空の癖に雨が降る。
「狐の嫁入り。か。」
嫁に行く幸せなんだろうな。
とか考えつつ腰を下ろした。
風が踊る。頬を通過し、優しく肥大したお腹をなでて嘲笑う。
落ちるよ。落ちるところまで堕ちてやる。
そのまま沈んでもう二度と浮上しないよ。
地獄の釜にでも落ちてやる。
この地獄から抜け出せるのなら。
この子とね。
「ごめんね。でも、一人にしないから。」
君は何も悪くない。全部私が悪い。
たぶん。
少女新神
「██!またあいつ時間通りに来なかったし」
「██、あの子、ふざけてるのかな、調子乗ってない?」
「いやいや、そんなわけないはずだよ。」
頂上に君臨する少女
「先生にこんなこといいと思ってるわけ?」
「逆に私のまま殺した人殺しがこんなところで教師してていいわけ?」
あぁ。楽しい。
「逃がすとでも思った?せーんせ」
私の██の人生潰したんだから。
当たり前だよね。
少女信仰
これを少女信仰と例えたが
少女を進行してただけだといえばそれまでだし
いじめといえばそれはそれまでだし
結論的には輪廻って怖いなぁってことですよぉ。
え、私が誰か?あの子は一体誰だったのか?新しい少女は誰だったのか?
まてまて。知らないでいいことだらけだなぁ。
私は観測者であの子は██で、新しい少女は新しい少女。
それ以上でも以下でもないよ。
それでは、また会おう