元旦の詩

毎日が大晦日だったらいいのに。穢い心に向き合って、大掃除したつもりで、とりあえず時計の針が真夜中に重なり合うのを待つ。ただそれだけで心がリセットされたような気持ちになれるから、元旦が好き。紅白観てふるさと歌って、日本やっぱ最高ってなってる6日後のことを、だれが赤と緑に染まった街で考えるのかなぁ、なんて、大晦日の夜は夜更かしするから考えてしまうね。大晦日の夜は、新年なのかな旧年なのかな。兎角一瞬で過ぎてしまうものに変わりはないけれど。

元旦の詩

元旦の詩

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-01-01

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