晴れろ、空

曇り空はいつか晴れると教えてくれたのは君だった


当たり前の穏やかな日々そんなものはどこにあるのか
押しつぶされそうなこの胸に
“みんな同じ”なんて慰めにもならない

僕らには内緒の使命があるって誰かが言ってた
なんだそれは僕には関係ない
逃げ出す道はどこだ?

晴れろ、空
行く手を照らしてよ
あたたかく包んでよ
そうさ未来はすぐそこで僕を待ってる、そう教えて

晴れろ、空
昼も夜も
夏も冬も変わらずに
道なき道を歩んでく僕らの背中を強く見守っていてよ


明日がやって来るために切り離せないものは何だ?
この瞬間のささやかな意味を
精一杯吸い込んで走り出す

思い出すのは君のでたらめなあがき方と希望で
もう少し早く気付いていたら
優しくなれたかな

晴れろ、空
僕を忘れるなよ
積み上げた涙と共に
“失うのが怖い”なんてありきたりの台詞は捨てるから

晴れろ、空
この叫び届け
最後くらい夢見させてよ
つかんだものと引き換えに散っていくものをちゃんと見送ってくれよ


太陽は必然なんかじゃない
星座の並びは偶然じゃない
曇り空はいつか晴れると教えてくれたのは君だった


晴れろ、空
行く手を照らしてよ
あたたかく包んでよ
そうさ未来はすぐそこで君を待ってる、そう伝えて

晴れろ、空
昼も夜も
夏も冬も変わらずに
道なき道を歩んでいた僕の背中をそっと覚えていてよ

曇り空はいつか晴れると教えてくれたのは……

晴れろ、空

晴れろ、空

歌詞。 空を見上げて投げかける歌。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-12-19

Copyrighted
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