人が死ぬとは第1話
1人の親友の死をきっかけに花絵の人生が狂ってしまった。花絵の人生を狂わせたのは一体何なのか
花絵の人生を狂わしたのはなんなのか
私の親友が自殺した。理由は学校でいじめがあったからだった。だが、私はそのいじめの事実を全く知らなかった。直接相談されたこともいじめられてる所を見たこともあざや怪我を見た事さえなかった為分かるはずがなかった。だが親友の親やその友人は私を責めた。
なぜ気づいてくれなかったのか。なぜ分かってあげなかったのか。そんなこと言われても私には関係ない
それから私は人を信じること親友という枠組みを作ることを辞めた。
その親友の自殺から5年過ぎたある夏の日花絵が眠っているとある夢を見た。
夢には知らない女の子と自分が何かを話している夢だった。花絵は何を話しているのか聞き取ろうとしたが何故か上手くいかない。そして、数分たった時その女の子が花絵の事を見てこう言った。
「花絵があの時助けてくれればあたしは死なずに済んだのに。お前も死ね」と言われ驚いた花絵は飛び起きた。そして花絵は夢に出てきた女の子が誰なのかようやくわかった。その子は親友だった香菜だった。
それから花絵は毎日夜になると夢に香菜が出てきて毎夜同じ言葉を呟いた。
「お前も早く死ね」と
花絵はそんな夢を毎夜のように見るため自殺を考えマンションの屋上に立ちまさに今落ちるという時に「君!何やってるんだ!」私を止める声
花絵は振り返りどんな人が私を止めに来たのか見てから死のうと考え振り返った。その人は20代前半の男性だった。花絵は「あなたには関係ないでしょ」と笑いながら言った。するとその人はものすごい剣幕で花絵に近づきこう言った「私は確かに関係ない、だが君の親や友達など君の知り合いが大勢悲しむだろう」と言われたが花絵は内心「あたしにはそんな悲しんでくれる人なんていないしな」と考えていた。そしたら、花絵はその男性にこんなことを言っていた。
「なら、私の代わりにあなたが死んでくれる?」と
そして花絵は屋上にあった鉄パイプを持つとその男性に向けて大きく振りかぶり振り下ろした。
男性はうめき声とともにバランスを崩しマンションから落下した。
それを見た花絵は高揚感と人を殴る感覚が楽しくなってしまいもっと殺してみたいと思うようになってしまった。
人が死ぬとは第1話