無題
あなたは優しい
片隅を照らす豆電球の光のように
でも、さようなら
私が欲しいのは
もっと残酷で、もっと厳格な
全てを照らし、全てを教えてくれる
そんな光だって
気づいてしまったから
無題
うーむ、こんな感傷的な詩を作るタチではないのですが…。先程見た映画の仕業でしょうか。私自身あまり映画は見ないので、ネットでの評判の良い映画を見に行ってきました。心揺さぶられる程の感動はありませんでしたが、そんな映画も一期一会なのでしょう。
さて、優しさは人を結びつける魔法でありますが、しかし仮初めであると思うのです。優しさの結び付きだけでは、きっといつか物足りなくなるのです。
もっともっとと人間関係に発する欲望。しかし、そこには個人差がありましょう。別れとは、1人と1人とが、同じでない以上、宿命なのではないでしょうか。