「きみへ」
original弾き語り
「きみに」
消えていなくなりたいよと
こころ叫ぶきみへ 聴いてよ
心臓の音 呼吸のリズム 朝陽や夜明け
ただの からっぽになって はだかになって
はだしになって 取り繕う全ては放棄しない?
きみが見ている世界は
きみの世界じゃあないんだよ
きみが見ている世界は
誰かが作り始めた既製品だ
無駄なルールも
きみが作ったわけじゃないでしょう?
きみが見るべき世界は
きみが見たい世界なんだよ
それはきみにしか描けない
儚くて 敏感で 美しい世界だろう
きみだけが 創れるんだ
きみには 創る権利があるよ
生きているかぎり
消えたいきみへ
どんな世界でもいいよ 描いてみてよ
そこにいる きみは ah
消えたいきみ じゃないでしょう?
既製品の世界に
消えたくなるほど 死にたくなるほど
苦しめられても 被害的でいいんじゃないの?
だって 誰かが作ったんだから
納得できなくて 腹が立って いいんじゃないの
誰かの設計ミスだ 現実は 設計ミスだ
きみが消える必要はないし
きみが創り出せばいいし
きみは自分の描く世界でなら
笑えるはずだ
消えたいなど思わせた
犯人が悪いに決まってる
消えたいと思ったきみは
正しい だから消えたくなったんでしょう
たにんなんかに 殺されてたまるかって
自分の描く世界で 自由に泳げ
描くことだけは やめちゃだめだ
きみは逃げてなんかない
それは逃げなんかじゃない
自分のいのちを大事にするために
夢を描く旅にでる
人間の一番の ただしさじゃん
この世界なんてさ
ただの勝手な人たちの
ただの意見のぶつかり合い
偉い人を決めて なにが正しいか
騒いでるだけ ただ それだけ
だせぇなって
置いていくの かっこいいんじゃない
自分の生きたい場所は
自分が消えたくない場所
だから探しに行こうよ
だから 生きていこうよ
何度も 綺麗な明日を 迎えるんだ
「きみへ」