共闘
どうしても
一人じゃ辛いときには
プライドの紐を解いて
僕の元へおいで
僕と手を重ね合わせて
何でもこなしていこうよ
いや できるでしょ
ほら 逃げんなよ
一緒なら何にも怖くないだろうよ
僕だって
昔 いつの日だったか
誰かに話を聞いて貰いたくて
左の腕を切って
わざと友達の目を引いて
嫌々話を聞いて貰ったよ
否 今だったら
ほら 僕が聞くよ
僕が心の弱い君と共に闘うよ
人間はさ
決まっているんだ
何だって
僕はさ
自分に出来ることをしたいんだ
幸せに出来なかった
人の分まで
そう決めたんだ
受験の年に
共闘