namida

涙が目から溢れた
儚く命が消えて
君の姿がふやけた

伝えようにも
全てを表現できる言葉は
余り無い

頭でリピートしてる
ふいに再生される
流されていく景色

一つ それは一つ
それは一瞬で全てを飲み込んだ

波だと口から零れた
絶え間なく灯が消えて
誰かは何処かへ走った

戻りたくても
いずれ来る運命に
どうしようもない

頭でリピートしてる
ふいに巻き戻される
変わっていく世界

君の後ろ姿

一つ それはほんの一つ
それは一瞬で僕の全てを飲み干した

namida

namida

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-11-10

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