景色 やましたたかゆき 昔見た景色を覚えていますわずか3歳ぐらいの記憶朝日に照らされた草原の先の山すそを白い煙を長くひきずりながら走り抜けてゆくSLそのとき母や兄の姿はなくぼくだけ置いて行かれたことを知ったあの景色を今もはっきりと覚えています 景色