ロクデナシの人間観察レポート

被験者1
20-30 男性
有名校卒業 彼女持
自称面白人間だぜぃ?

レールを走ってきた個体。「あいほんふあいぶ」とかいうものを
自慢することが出来る。やたら自慢話。なにそれ食えるの?
あと彼女のノロケ。男が言っているのを見ると終わる予感しかしない。
たぶん将来、昔は~とかいいそうな種類。年齢が不明なのは忘れたため。ごめんね☆
あいほんが似合わない黒電話が似合う男

誰かがいった。
それを手に入れることは
何よりも大事なことだ
だけど理解できなかった。
誰かがいった。
それを行うのは当然の
義務であると
だけど理解できなかった。

人はいった
誰かを愛して生きる事は素晴らしい。
確かにそうは思う。
否定はしない。

ただ考えてしまうのだ
本当に素晴らしいものかな?

聞いたその人は
さも当然のように
話し出す。
愛する事、感情を伝える事は、人に与えられた
素晴らしきもの

そのようなものは
動物だって出来る。
結局、文学が発達した霊長類が
つくった
飾り付け。愛など飾り付け。
飾り付けの意味合い。

聞いた人は少し表情を曇らす
いや歪めた。

君も経験するといい。いいものだぞ。
言葉に詰まったのか
そうきり返す。

人に興味をもてと?

君も人だろう

その通りだ。もう一度いうよ
人に興味をもてと?

その人は今度こそ顔を歪め
そこを後にした


理解出来なければ切り捨て
理解のできるものを取り込む
成熟した個体がそうなのだから
幼年の個体でもそうなって当然なのかもしれない。
結論イジメはなくならない
確かに極端かもしれないが
大まかに見れば回答に近いか?
話がずれてしまった
提起した個体が悪かったかもしれない。
現に自分という個体が理解出来ないという愛情について
上辺と一般論をやたら
たどたどしく押しつけてきただけである。
浅い経験を自慢気に。
今回文には書かなかったが
延々とはなしていた。

自分という個体は
新しい返しかた、ウィットな返しかたを望んだが
やはり空間把握IQが高いだけの阿呆に
試したのが不味かった

日本人は言語的IQが低い。
自分も貴方も
高い奴もいる。個体によりまちまちである。
ただ全体的に低い。
冗談は通用せず
常にシリアスで、空気を読む必要性がある。
つまること最初の文のような事をいうと
切り捨てられる。
それが今回の被験者に該当した。
どうやら日本男児だったようだ。

理解できずに聞いたのに
答えになっていなくて
望まない言葉しか出て来なければ
つきはなす。

結論
なんか剥き出し感がある。
やはり人は否定されると段々と剥き出しになる
普段おどけてても。
ただ早漏だった。
すぐ怒ってどっかいった。
反応がいい人を見つけるため
もう少し人間を楽しむ事にした

追伸
加害者が芸人の真似で笑いをとろうとすると
被害者は笑顔の作り方で悩むことになる

ロクデナシの人間観察レポート

レポート追伸
思いのほか癇癪持ちだった。
一週間後、風の噂で彼女に悲惨な感じでフられたと知った。
予想外ですうん予想外。
今は彼の方が愛を理解できないだろう。

ロクデナシの人間観察レポート

人を怒らせたり、倫理に違反することいったりして 知り合いを他人にする実験1 愛を否定して相手がユーモアで返すか実験 人間に挑んだ冒険活劇 いや、散文

  • 自由詩
  • 掌編
  • 冒険
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-10-01

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