「わるあがき」

三ツ木 柚

「わるあがき」

ふいに 訪れる 考える夜
悩み 憧れ 思い耽る
不安や 絶望 夢に向かう心臓は 溢れ出す

甘えて 甘えて 甘えて だれかに
依存し 生きた日々

それだけひとりは嫌いだ
さみしかった
でも そんな自分が
嫌になった


あいされたくて いい子で居た日々は
あい だけ求めて 夢も見失ったな
どれほどあいを欲しがったとしても
夢は覚める そのとき 僕は からっぽだった

やめちゃえ

どれだけ頑張ったって 愛されたくっても
自分のキャパより無理してたんだ

ひとりの夜はさみしくって嫌いだった
天井はこころのスクリーンなのに

忘れてたんだ


嫌になったんだ

考えても考えても答えなんてないし
考えても考えても無駄だと知ってる

でも

考え抜いて考え抜いて 確かめたいんだ
生きている 生きている ぼくらがいること

考えてよ 考えてよ いのちの使用法
考えるんだ 考えるんだ にんげんの存在

僕はただ 僕はただ ここで 叫ぶよ


甘えた日々も 無理をした日々も
もうお別れだ、じゃあね。

だれかに愛されようと必死だった
ぼくのみちは まちがいだらけ

だけど僕が無理をしていた 我慢してた
あの日々たちのなかにいた僕はきっと
悪くなんてなかったさ、頑張ったんだ。
さようなら さようなら
思い出にしてやるさ



ここからだ

どれだけ記憶に染み付いた日々も
突然襲い来る夜(よ)がきても
その度にまた 気付けることは増えて
その度にひとは 変化する

思い出す度に


好きになった

考えても考えても答えがないことも
考え抜いて考え抜いて 生きる日々もな

愛せるよ 愛せるよ 考えぬくために
ぼくら 生まれてきた はずだ

愛せるよ 愛せるよ どんな感情も
抱えたこころを 愛せるよ

愛してよ 愛してよ ぼくらにんげんが
歩く道 じんせい


ねぇ、だからさ。


考えてみて 考えてみて
仄暗いとこに 置いてきた置いてきた
自分とさ

対話して対話して 頭抱えるのも
悪かないよ 悪かないよ

悩みや不安さえ
愛せるかもな


にんげんって
にんげんって
にんげんって にんげんって、、、

わるあがきだ

「わるあがき」

「わるあがき」

弾き語りオリジナル曲「わるあがき」

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-10-22

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