人生は詩
物心が着くときには
片思いをしていた
誰かの心情を基に
創られた詩
それぞれの目で見て
様々な耳で聞いて
一つの世界を感じ取り
生まれた詩
僕が今
大空に手を広げ
鳥になり飛んでいきたいと
思うのも全て 詩となる
それがもし
個人の趣味に止まらず
どこかの誰かに見られたなら
僕という 詩となる
何をするときにも
続かなかった
誰かの期待を他所に
目を閉じた詩
ある歌を偶然見つけ
開かれた心で聴くと
哀れな僕を待っていた様に
歌い出した詩
僕が今
ふと何かを想い
人として生きていきたいと
願うのも全て 詩となる
紙があり
ペンを渡され自由に
書けと言われ詩を書いたなら
運命という 詩となる
僕は永久に
詩と共に生きていく
もし躓いたとしても
詩によって救われる
僕は人生を
詩と共に歩いていく
いつか死んでしまったら
それすれも詩とする
人生は詩