可哀想な君がいる

君の世界は
ぽわぽわ浮かんでる
笑い声も泣き顔も
泡になって弾けてる

どうか幸せになってくれ

ねえって呼んでるのに
学校の喧騒に掻き消されて
君は去っていく
きっと心は割れ始めてる

今にも壊れそうで
堪えてるけどダメだ
不自然に笑って見せても
そこには可哀想な君が居る

君の世界には
爽やかな青空がある
コスモスもアサガオも
自分の色で咲いている

どうか死なないでくれ

待ってって言ってるのに
社会の現実に染まって
君は去っていく
きっと心は泣き続けてる

今にも壊れそうで
耐えてるけどダメだ
平気って言って見せても
そこには可哀想な君が居る