風に吹かれても

久しぶりに 君の夢を見た

相変わらずの

うすい髪の色風に揺れてたよ

いつも通り うすく笑っていたよ

君は

びっくりするほど 軽くて

びっくりするほど 声が薄いんだ

何もかもが うすくて きらきらしているイメージなんだよ

それでいて 時々 僕のためにびっくりするほど
潔かったね

よわよわしくて それでいて 強くて優しいんだ

君がいなくなってからも

君のまねなんか誰も出来ない

弱くて 強くて そして
ほんとに僕だけの君

もう一度、君を抱きしめたいよ

僕の独占欲を満たしてよ

風に吹かれても

風に吹かれても

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2018-09-13

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